Pat
J-GLOBAL ID:200903088677164913

撥水性ガラスコート膜の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 滝本 智之 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996194260
Publication number (International publication number):1998036142
Application date: Jul. 24, 1996
Publication date: Feb. 10, 1998
Summary:
【要約】【課題】 撥水性ガラスコート液は経時的に変化してしまうのでコートを行う度にコート液を作り直す必要があるため、新たにコート溶液を作成し直す必要性のない撥水性ガラスコート膜の製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】 ガラスコート液としてのTEOS、水、塩酸の溶解したエタノール溶液3をガラス板4に塗布形成した後、さらにFMOSを含有するフッ素コート液をガラス板4に塗布形成する。この時、ガラスコート液の溶媒がFMOSを溶解し、且つ、ガラスコート液の溶媒がフッ素コート液の溶媒に不溶であるようにすることにより、FMOSの経時的な重合反応を防止することができるため、結果としてフッ素コート液の経時劣化を防止することができる。
Claim (excerpt):
酸化珪素を主成分とするガラスの前駆体であるメトキシシラン化合物またはエトキシシラン化合物が溶解したガラスコート液を基材に塗布する工程と、フッ化炭素鎖を含むエトキシシランまたはメトキシシラン化合物が溶解したフッ素コート液を前記基材に塗布し、前記フッ素コート液内のフッ化炭素鎖を含むエトキシシランまたはメトキシシラン化合物を前記基材に塗布されたガラスコート液内部に浸透させる工程とを有する撥水性ガラスコート膜の製造方法であって、前記ガラスコート液の溶媒が前記フッ素炭素鎖を含むエトキシシランまたはメトキシシラン化合物を溶解し、且つ、前記ガラスコート液の溶媒が前記フッ素コート液の溶媒に不溶であることを特徴とする撥水性ガラスコート膜の製造方法。

Return to Previous Page