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J-GLOBAL ID:200903088760139564

バルブシート用鉄基焼結合金

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大川 宏
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992233038
Publication number (International publication number):1994057387
Application date: Aug. 07, 1992
Publication date: Mar. 01, 1994
Summary:
【要約】【目的】 耐摩耗性、耐熱性、耐腐食性に優れ、相手攻撃性の少ないバルブシート用鉄基焼結合金。【構成】 基地組織を構成する鉄基合金はCを0.5〜2.0%を含有し、Cr、Ni、Mn、Mo、Vのうち1種または2種以上を合計で2〜10%固溶させたので、基地組織が強化され、耐熱性、耐食性および耐摩耗性を向上することができた。また、硬質粒子はCr;30〜50%、W;10〜20%、Mo;5〜15%、Fe;5〜15%、C;0.5〜3%を含有するCo基合金であって、硬質粒子内に一定割合の気孔を内在し、比重比が20〜80%であるので、硬質粒子として機能する部位の割合が低下し、相手攻撃性が少なく、優れた耐摩耗性を発揮する。さらに、固体潤滑材として、CaF2、MoS2、またはMnSを分散させることにより、耐焼付性および被削性を向上させることができた。
Claim (excerpt):
重量比で、Cr、Ni、Mn、Mo、Vのうち1種または2種以上を合計で2〜10%と、Cを0.5〜2.0%を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる鉄基合金素地中に、Cr;30〜50%、W;10〜20%、Mo;5〜15%、Fe;5〜15%、C;0.5〜3%および不可避不純物を含有し残部がCoからなり、(実測密度/理論密度)で定義される比重比が0.2〜0.8であり、かつ粒子径が20〜150μmのCo基合金粒子15〜35%と、CaF2、MoS2、MnSのうち1種または2種以上の固体潤滑材粒子0.3〜2.0%とを分散させたことを特徴とするバルブシート用鉄基焼結合金。
IPC (5):
C22C 38/00 304 ,  C22C 33/02 ,  C22C 33/02 103 ,  C22C 38/18 ,  F01L 3/02
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
  • 特開昭62-096662
  • 特開昭62-096660
  • 特開平2-182868
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