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J-GLOBAL ID:200903088766606385

水素吸蔵合金を利用した熱利用システム

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 石黒 健二
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998282754
Publication number (International publication number):2000111194
Application date: Oct. 05, 1998
Publication date: Apr. 18, 2000
Summary:
【要約】【課題】 過渡期から定常運転に移行した後に、冷却負荷が変動した場合、温度センサによる戻り冷熱出力水の温度でセルや冷熱出力水ポンプの回転速度を制御して、負荷変動に対応させようとしても、過剰反応したり、反応不足が発生して室温を設定温度に維持できない。【解決手段】 冷房装置のヒートポンプサイクル2を制御する制御装置6の自己制御手段6bは、温度センサOSによる戻り冷熱出力水の温度から、過渡期から定常運転への移行を判断すると、セルと冷熱出力水ポンプP2 の回転速度を、その時点の回転速度に固定する。この定常運転時に、冷却負荷の低下により戻り冷熱出力水の温度が低下すると、水素移動が損なわれ、冷却能力が低下して室温が上昇するように作用する。室温が上昇すると、戻り冷熱出力水の温度が上昇して水素移動が回復して冷却能力が向上し、室温が低下するように作用する。このように水素移動の自己制御が成され、室温が設定温度に維持できる。
Claim (excerpt):
水素吸蔵合金の水素の放出時の吸熱、あるいは水素の吸蔵時の放熱を利用した水素吸蔵合金を利用した熱利用システムであって、水素通路で連通された複数の容器内に水素平衡圧力が異なる水素吸蔵合金を封入した複数のセルと、この複数のセルを回転移動し、前記複数の容器に触れて熱交換される熱媒体を変更させるセル回転手段と、前記容器に触れて冷却された熱媒体あるいは加熱された熱媒体を冷却出力部あるいは加熱出力部に運搬するとともに、前記冷却出力部あるいは前記加熱出力部で冷熱出力あるいは加熱出力された熱媒体を再び前記容器に運搬する出力ポンプと、前記冷却出力部あるいは前記加熱出力部で冷却出力あるいは加熱出力された熱媒体の温度から冷却負荷あるいは加熱負荷を検出する負荷検出手段と、この負荷検出手段の検出値に応じた前記セルの回転速度と前記出力ポンプの回転速度とが得られるように、前記セル回転手段および前記出力ポンプを制御する回転制御手段と、前記負荷検出手段によって所定の冷却負荷あるいは所定の加熱負荷が検出された際、前記検出に対応して前記セルの回転速度と前記出力ポンプの回転速度を固定する自己制御手段と、を備えることを特徴とする水素吸蔵合金を利用した熱利用システム。
FI (2):
F25B 17/12 Q ,  F25B 17/12 M
F-Term (5):
3L093NN05 ,  3L093PP09 ,  3L093PP13 ,  3L093PP19 ,  3L093QQ01

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