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J-GLOBAL ID:200903088926849603

車両のスリップ制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 岡村 俊雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993040577
Publication number (International publication number):1994229269
Application date: Feb. 03, 1993
Publication date: Aug. 16, 1994
Summary:
【要約】【目的】 車両のスリップ制御において、旋回走行時にアンダステア状態から急にオーバーステア状態となるタックイン現象を防止して操縦安定性を高める。【構成】 S40〜S42の判定の結果、舵角θが所定値θo以上で、車速Vが所定値Vo以上で、路面μが所定値μo以下のアンダステア傾向の強いときには、S43において舵角θから求まる舵角対応旋回半径Riにより横加速度G1を求め、従動輪の車輪速から求まる実旋回半径Rrにより横加速度G2を求め、S44において横加速度G2に設定値Δ(V,μ)を加算した上限ガード値Gtを求め、S45とS46において舵角対応横加速度G1に上限ガード値Gtで以て上限ガードをかけ、S47において舵角対応横加速度G1を予め設定されたマップに適用して補正係数kを求め、その補正係数kで以てスリップ制御の制御量と制御目標値とを、横加速度の増大に応じて小さくなるように補正する。
Claim (excerpt):
エンジンの出力を抑制することにより路面に対する駆動輪のスリップを抑制するトラクション制御であって、トラクション制御のしきい値と制御目標値とを横加速度に応じて補正するようにしたトラクション制御を行う車両のスリップ制御装置において、車両のハンドル舵角を検出する舵角検出手段と、車両の4輪の車輪速を検出する車輪速検出手段と、前記舵角検出手段と車輪速検出手段の出力を受け、検出舵角から求めた舵角対応旋回半径と、従動輪の車輪速から求めた車速とに基いて舵角対応横加速度G1を演算する第1横加速度演算手段と、前記車輪速検出手段の出力を受け、左右の従動輪の車輪速を用いて実横加速度G2を演算する第2横加速度演算手段と、前記第1及び第2横加速度演算手段で演算された舵角対応横加速度G1と実横加速度G2の差が予め設定された設定値以上にならないように制限する制限手段と、を備えたことを特徴とする車両のスリップ制御装置。
IPC (3):
F02D 29/02 311 ,  F02D 45/00 345 ,  F02P 5/15
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特開平3-157255

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