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J-GLOBAL ID:200903089137357476

車輪用ベアリングの予圧付与構造

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 奥山 尚男 (外4名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996051194
Publication number (International publication number):1997240209
Application date: Mar. 08, 1996
Publication date: Sep. 16, 1997
Summary:
【要約】【課題】 別部材のスペーサを使用することなく所定の予圧を精度良く付与することができ、予圧管理を容易に行なうことができるような構成の車輪用ベアリングの予圧付与構造を提供する。【解決手段】 スピンドル3の外周の所定箇所に段差面22を形成し、車輪ハブ2とスピンドル3との間に車輪用ベアリング(アウターベアリング4a)を圧入して車輪ハブ2の段差面13にアウターレース8を当接させると共にインナーレース9とスピンドル3の段差面22との間に所定間隔の隙間L5 を存在せしめた状態の下でスピンドル3にスピンドルナット12を締め込むことにより、インナーレース9をスピンドルナット12の締付力にて隙間L5 の分だけ軸線方向に押圧移動させてインナーレース9をスピンドル3の段差面22に圧着させ、これに応じて車輪用ベアリング4aに予圧を付与する。
Claim (excerpt):
インナーレースとアウターレースとの間に複数のボールを介在させて成る車輪用ベアリングを車輪ハブの内周面とスピンドルの外周面との間に配設すると共に、前記インナーレースとアウターレースとを互いに軸線方向に位置ずれを生ぜしめることにより前記車輪用ベアリングに予圧を付与するようにした車輪用ベアリングの予圧付与構造において、スピンドルナットが締付けられる前記スピンドルの端部側の外周箇所であってかつ前記車輪ハブの内周に形成された段差面に対して所定の間隔を隔てた箇所に段差面を形成し、前記車輪ハブと前記スピンドルとの間に前記車輪用ベアリングを圧入して前記車輪ハブの段差面に前記アウターレースを当接させると共に前記インナーレースと前記スピンドルの段差面との間に所定間隔の隙間を存在せしめた状態の下で前記スピンドルに前記スピンドルナットを締め込むことにより、前記インナーレースを前記スピンドルナットの締付力にて前記隙間の分だけ軸線方向に押圧移動させて前記インナーレースを前記スピンドルの段差面に圧着させ、これに応じて前記車輪用ベアリングに予圧を付与するように構成したことを特徴とする車輪用ベアリングの予圧付与構造。

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