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J-GLOBAL ID:200903089382121062
高活性触媒を用いたポリブタジエンの製造方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
小田島 平吉
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994291947
Publication number (International publication number):1995188316
Application date: Nov. 02, 1994
Publication date: Jul. 25, 1995
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】 希土類化合物をベースとする改善された触媒活性を有する触媒系を用いて、高シス-1,4-ポリブタジェンを製造する方法。【構成】 炭化水素溶媒中で、(1)カルボキシレート基が4個から12個の炭素原子を有するネオジムカルボキシート類から選ばれる希土類カルボキシレート、(2)式R2AlCl2,R23Al2Cl3及びR22AlCl(式中、R2は炭化水素残基)で表される化合物類からなる群から選択されるアルキルアルミニウムクロライド化合物、(3)式R32AlH(式中、R3はアルキル基)で表される有機アルミニウム化合物の混合物である触媒系よりなり、さらに該希土類カルボキシレートの(2)と(3)の和のモル数に対するモル比が約1:1.5ないしは1:100である触媒系を該重合媒体中に存在させて重合する。
Claim (excerpt):
(A)炭化水素溶媒を含む重合媒体中で、(1)式Nd(R1CO2)3(式中、Ndは希土類元素であるネオジムであり、R1CO2は炭素原子数が4から12のカルボン酸残基である)で表される希土類カルボキシレート、(2)式R2AlCl2,R23Al2Cl3及びR22AlCl(式中、R2は炭素原子数が8から12の炭化水素残基である)で表される化合物類からなる群から選択されるアルキルアルミニウムクロライド化合物、(3)式R32AlH(式中、R3は炭素原子数が2から6のアルキル基である)で表される有機アルミニウム化合物の混合物である触媒系よりなり、かつ該希土類カルボキシレートの該アルキルアルミニウムクロライド化合物と該有機アルミニウム化合物のモル数和に対するモル比が約1:1.5ないしは1:100である触媒系を該重合媒体中に存在させて、約0°Cから120°Cの温度で、1,3-ブタジェンを重合する工程、(B)このようにして開始された重合反応を所望のモノマー転化率まで継続する工程、および(C)しかる後、重合反応を不活性化させ、ポリブタジェンを回収する工程、を含んでなるブタジェン単位の96%を越える部分がシス-1,4-構造である高分子量ゴム状ポリブタジェンの製造方法。
IPC (2):
C08F 4/615 MFG
, C08F 36/06 MPR
Patent cited by the Patent:
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