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J-GLOBAL ID:200903089406367998

歯科用プライマー

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997056677
Publication number (International publication number):1998251115
Application date: Mar. 11, 1997
Publication date: Sep. 22, 1998
Summary:
【要約】【課題】 従来行われていた酸水溶液処理後、さらにプライマーを塗布するという2回の処理を要する煩雑な歯質表面の前処理操作が1回に簡略化され、しかも象牙質、エナメル質双方に20MPa以上の高い接着強さが得られ、且つ口腔内の軟組織の変質も少ない歯質表面の前処理材として好適な歯科用プライマー。【解決手段】 全構成成分100重量部中、モノ(2-メタクリロイルオキシエチル)ジハイドロジェンホスフェート等の重合性リン酸モノエステルとビス(2-メタクリロイルオキシエチル)モノハイドロジェンホスフェート等の重合性リン酸ジエステルの混合物が0.5〜50重量部、11-メタクリロイルオキシ-1,1-ウンデカンジカルボン酸等の1分子中に複数のカルボキシル基を持つ重合性単量体を1〜50重量部、並びに水が5〜90重量部を占め、且つ重合性リン酸モノエステルと重合性リン酸ジエステルの混合物がモル比1:0.75〜1:1.35で混合されて成る歯科用組成物。
Claim (excerpt):
(A)リン酸基含有重合性単量体、(B)多価カルボン酸基含有重合性単量体、及び(C)水を主成分としてなり、(A)、(B)及び(C)の合計100重量部に対して、(A)成分が0.5〜50重量部、(B)成分が1〜50重量部、(C)成分が5〜90重量部を占め、(A)成分が下記一般式[I]と[II]で表される化合物の混合物からなり、且つ[I]と[II]の混合比が1:0.75〜1:1.35モル比であることを特徴とする歯科用プライマー。【化1】(式中、R1、R2、R3はそれぞれ独立に、重合性不飽和基を有する有機基、Zは酸素原子あるいは硫黄原子、X1、X2、X3はそれぞれ独立にOH基又は水と反応してOH基を生ずる基である。)
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 歯科用組成物
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平7-300207   Applicant:株式会社トクヤマ

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