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J-GLOBAL ID:200903089548575504
エチレン系重合体組成物の製造方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
大谷 保
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992136942
Publication number (International publication number):1993331232
Application date: May. 28, 1992
Publication date: Dec. 14, 1993
Summary:
【要約】【目的】 耐環境応力亀裂性(ESCR)が高く、かつ目ヤニや焼けの原因となる低温融解成分の発生が少なく、溶融加工性が良好で、成形品の外観にも優れるエチレン系重合体組成物を提供すること。【構成】 遷移金属化合物,遷移金属化合物と反応してイオン性の錯体を形成する化合物及び有機アルミニウム化合物を主成分とする触媒を用い、(a)エチレン又はエチレンと他のオレフィンとを重合若しくは共重合させて密度が0.940g/cm3 を超え、かつ極限粘度〔η〕が0.5〜1.5デシリットル/gであるエチレン系重合体〔1〕30〜70重量%を形成させる重合工程、及び(b)エチレンと他のオレフィンとを共重合させて、該エチレン系重合体〔1〕よりも密度が高くなく、かつ〔η〕が高くて、1〜6デシリットル/gであるエチレン系共重合体70〜30重量%を形成させる工程からなる多段重合を行い、密度が0.94〜0.97g/cm3 で、〔η〕が1.5〜6デシリットル/gのエチレン系重合体組成物を製造する。
Claim (excerpt):
(A)遷移金属化合物、(B)遷移金属化合物と反応してイオン性の錯体を形成する化合物及び(C)有機アルミニウム化合物を主成分とする触媒を用いてエチレン系重合体組成物を製造するに当り、(a)エチレン又はエチレンと他のオレフィンとを重合若しくは共重合させて密度が0.940g/cm3 を超え、かつ極限粘度〔η〕が0.5〜1.5デシリットル/gであるエチレン系重合体〔1〕30〜70重量%を形成させる重合工程、及び(b)エチレンと他のオレフィンとを共重合させて、密度が上記エチレン系重合体〔1〕よりも高くなく、極限粘度〔η〕が該エチレン系重合体〔1〕よりも高く、かつ1〜6デシリットル/gであるエチレン系重合体〔2〕70〜30重量%を形成させる重合工程、からなる多段重合を行うことを特徴とする密度が0.94〜0.97g/cm3 であり、かつ極限粘度〔η〕が1.5〜6デシリットル/gであるエチレン系重合体組成物の製造方法。
IPC (2):
C08F 10/02 MSU
, C08F 4/642 MFG
Patent cited by the Patent:
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