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J-GLOBAL ID:200903089852824944
コンクリート構造物基部の補強方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
倉橋 暎 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995168121
Publication number (International publication number):1996333715
Application date: Jun. 09, 1995
Publication date: Dec. 17, 1996
Summary:
【要約】【目的】 横方向部に縦方向部が交差した角部を持つコンクリート構造物基部の表面に施工した、マトリクス樹脂を含浸させた強化繊維シートの剥離を防ぎ、強化繊維シートによる補強効果を十分に発揮させることである。【構成】 コンクリート構造物基部10の角部13において、横方向部11に対し縦方向部12の幅方向に溝14を穿設し、強化繊維シート1を縦方向部の表面に添わせて配置し、その下方端部を溝内に挿入し、強化繊維シートの強化繊維に含浸したマトリクス樹脂により、強化繊維シートを縦方向部の表面に貼り付け、さらに溝内に樹脂を流し込み、縦方向部への強化繊維シートの施工を完了する。ついで、含浸した樹脂および溝内に流し込んだ樹脂を硬化する。【効果】 溝内の樹脂で固定した強化繊維シート下方端部がアンカーになるので、強化繊維シートの定着強度を大幅に高くして、軸力および曲げモーメントの作用による強化繊維シートの縦方向部表面からの剥れを防止できる。
Claim (excerpt):
横方向部に縦方向部が交差した角部を有するコンクリート構造物基部の表面に強化繊維を有する強化繊維シートを貼り付け、この強化繊維に含浸したマトリクス樹脂を硬化することにより基部を補強する方法において、前記基部の角部において横方向部に溝を形成し、縦方向部の表面に添わせて配置した強化繊維シートの下方端部を溝内にさし込み、溝内に樹脂を充填して硬化することを特徴とするコンクリート構造物基部の補強方法。
IPC (2):
FI (2):
Patent cited by the Patent:
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