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J-GLOBAL ID:200903089860164287

建物の期待ライフサイクルコスト評価システムおよび期待ライフサイクルコスト評価プログラムを記録した記録媒体

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 天野 泉
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2002093801
Publication number (International publication number):2003296396
Application date: Mar. 29, 2002
Publication date: Oct. 17, 2003
Summary:
【要約】【課題】 建物の期待ライフサイクルコストを、模擬的に発生させた複数の地震波を用いた建物の応答解析によって評価可能にする。【解決手段】 地震環境情報データベース12の格納情報にもとづき各マグニチュードの地震の発生確率を演算し、地震波を断層パラメータと地下構造の情報および表層地盤情報にもとづき地震波を模擬的に生成して出力し、特定地点にある建物の構造設計情報にもとづいて地震波による建物の応答解析をし、この応答解析結果にもとづいて建物の損傷コストを演算し、これらの解析および演算に関わる不確定性を考慮したモンテカルロ法によりシミュレーションすることにより期待損傷コストを演算し、期待損傷コストと地震発生確率にもとづきリスクを演算し、初期コストおよびリスクにもとづき建物の利用年数ごとの期待ライフサイクルコストを演算する。
Claim (excerpt):
特定地点から離れた複数地点の歴史地震の発生年月日、震源位置、マグニチュードや活断層の位置、活動度、発生確率などを含む地震情報を格納した地震環境情報データベースと、該地震環境情報データベースの格納情報にもとづき各マグニチュードの地震の発生確率を演算する地震発生確率演算手段と、特定地点における複数地点からの地震波を断層パラメータと地下構造の情報および表層地盤情報にもとづき地震波を模擬的に生成して出力する地震波生成手段と、上記特定地点にある建物の構造設計情報にもとづいて上記地震波による建物の応答解析を行う建物応答解析手段と、上記応答解析結果にもとづいて建物の損傷コストを演算する損傷コスト演算手段と、上記地震波生成手段、建物応答解析手段および損傷コスト演算手段による解析および演算の結果として得られる損傷コストを一サンプルとし、上記解析および演算に関わる不確定性を考慮したモンテカルロ法によりシミュレーションすることにより期待損傷コストを演算する期待損傷コスト演算手段と、上記期待損傷コストと地震発生確率にもとづきリスクを演算するリスク演算手段と、初期コストおよび上記リスクにもとづき建物の利用年数ごとの期待ライフサイクルコストを演算する期待ライフサイクルコスト演算手段とを備えたことを特徴とする建物の期待ライフサイクルコスト評価システム。
IPC (2):
G06F 17/50 680 ,  G06F 17/50 612
FI (2):
G06F 17/50 680 B ,  G06F 17/50 612 G
F-Term (4):
5B046AA03 ,  5B046DA01 ,  5B046JA08 ,  5B046KA05

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