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J-GLOBAL ID:200903089970251738

硬化性組成物およびその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 若林 忠
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997106035
Publication number (International publication number):1998298253
Application date: Apr. 23, 1997
Publication date: Nov. 10, 1998
Summary:
【要約】【課題】 多官能(メタ)アクリレート中にシリカ微粒子が均一分散し、透明性、硬度、耐摩耗性に優れた硬化物を与える硬化性組成物等を提供する。【解決手段】 平均粒子径1-100nmのコロイダルシリカの存在下、γ-メタクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン等(a-1)とフェニルトリメトキシシラン等(a-2)の二段階の加水分解、縮重合で得たシリカ系縮重合体(a)と、多官能(メタ)アクリレート(d)、開始剤(e)を配合した硬化性組成物、および、各反応を、45-100°C、3-24時間で行う硬化性組成物の製造方法。
Claim (excerpt):
工程1として、平均粒子径が1〜100nmであるコロイダルシリカの存在下、下記一般式(I)【化1】(式中、R1 は水素原子またはメチル基、R2 は炭素数1〜3のアルキル基またはフェニル基、R3 は水素原子または炭素数1〜10の炭化水素残基、pは0〜2の整数、qは1〜6の整数を表す。)で示される(メタ)アクリロイルオキシシラン化合物(a-1)を加水分解、縮重合させ、さらに工程2として、工程1で得られた縮重合体の存在下に、下記一般式(II)【化2】(式中、R4 は炭素数1〜3のアルキル基またはフェニル基、R5 は水素原子または炭素数1〜10の炭化水素残基、rは0〜2の整数を表す。)で示されるフェニルシラン化合物(a-2)を加水分解、縮重合させたことにより得られるシリカ系縮重合体(a)と、下記一般式(III)【化3】(式中、R6 は水素原子またはメチル基、mおよびnは各々独立して1〜5の整数を表す。)で示されるジ(メタ)アクリレート(b)100〜50重量部、および、アルカンジオールジ(メタ)アクリレートおよびポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレートから成る群より選ばれた少なくとも一種のジ(メタ)アクリレート(c)0〜50重量部[但し、成分(b)および成分(c)の合計100重量部]を含有して成る多官能(メタ)アクリレート(d)と、重合開始剤(e)とを含有して成ることを特徴とする硬化性組成物。
IPC (4):
C08F290/06 ,  C08F290/14 ,  C08F299/02 ,  C08G 77/20
FI (4):
C08F290/06 ,  C08F290/14 ,  C08F299/02 ,  C08G 77/20

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