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J-GLOBAL ID:200903090067616477

船舶の摩擦抵抗低減装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 坂本 光雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996106424
Publication number (International publication number):1997272490
Application date: Apr. 04, 1996
Publication date: Oct. 21, 1997
Summary:
【要約】【課題】 船首部の吃水が大きく変化する船舶の推進性能を向上させる。【解決手段】 船首部2に船首尾方向に延びる空気吹き出し器10aを設け、船底に舷方向に延びる空気吹き出し器10bを設ける。空気吹き出し器10aと10bを、それぞれ開閉弁16aと16bを備えた空気送給管14aと14bを介してブロワ13に接続する。空気吹き出し器10aを設ける位置は、吃水が深いときの船側外板3aの浸水部で流線5が船底や船尾へ向かう領域で且つ静圧の小さい位置とする。空気吹き出し器10bを設ける位置は、吃水が浅いときの船底外板4の没水部で船首に近い位置とする。空気吹き出し器10aと10bを、船体1の姿勢に応じて使い分け、船体表面を微小気泡18で覆う。
Claim (excerpt):
通常推進時と高速推進時とで船首部の吃水が大きく変化する船舶における通常推進時の船首部船側外板の浸水部で且つ船底や船尾の方向へ流線が向かう領域でしかも静圧の小さい位置に、表面に多数の空気吹き出し口を有する空気吹き出し器を設けると共に、高速推進時に浸水位置する船底外板の船首側に近い位置に、表面に多数の空気吹き出し口を有する空気吹き出し器を舷方向に延びるように設け、且つ該各空気吹き出し器に、加圧空気供給源に一端を接続した空気送給管の他端をそれぞれ接続し、該各空気送給管に開閉弁をそれぞれ備えた構成を有することを特徴とする船舶の摩擦抵抗低減装置。

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