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J-GLOBAL ID:200903090096069310
炭化物系複合皮膜の形成方法および複合皮膜
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
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Agent (1):
小川 順三 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995157988
Publication number (International publication number):1996074024
Application date: Jun. 23, 1995
Publication date: Mar. 19, 1996
Summary:
【要約】【目的】 炭化物系溶射皮膜単層膜のもつ欠陥を除くこと。【構成】 遊離炭素を含むCrよりも炭素親和力の強い金属の炭化物系溶射皮膜、もしくはCrより炭素親和力の弱い金属の炭化物を含む炭化物系溶射皮膜を、水素ガスを含むハロゲン化クロム含有雰囲気中で熱処理することによって、活性化された金属Crの微粒子を析出させ、これを溶射皮膜に作用させることで、その表面, 内部および気孔中にCr23C6型炭化物を生成させて改質層とすることにより複合化する。【効果】 改質溶射皮膜は、密度の向上と気孔の消滅による耐食性の向上、Cr23C6の生成による皮膜の微小硬さの増加による耐摩耗性の向上、ならびに耐エロージョン性の改善に大きく寄与する。
Claim (excerpt):
基材表面に炭化物系溶射皮膜を形成し、次いでこの溶射皮膜を水素ガスを含むハロゲン化クロム含有雰囲気中で熱処理することにより、炭化物系溶射皮膜と、この皮膜表面もしくはその内部にCr23C6型炭化物を被覆しかつ浸透させた改質層とからなる複合皮膜を形成することを特徴とする炭化物系複合皮膜の形成方法。
IPC (2):
Patent cited by the Patent:
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