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J-GLOBAL ID：200903090163224377

リチウム電池用正極材料とその製造方法

Inventor： 山本 浩司 ,  寺尾 公一 ,  米村 光治 ,  亀井 一人
Applicant, Patent owner： 住友金属工業株式会社
Agent (1)： 広瀬 章一
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1999249016
Publication number (International publication number)：2001076724
Application date： Sep. 02, 1999
Publication date： Mar. 23, 2001
Summary：

【要約】【課題】 高い放電容量を示すリチウム電池用LiNiO<SB>2</SB>系正極材料の熱安定性を、放電容量を低下させずに改善する。【解決手段】 組成式:Li<SB>x</SB>Ni<SB>1-y</SB>M<SB>y</SB>O<SB>2 </SB>( MはCo、Mn、FeおよびAlの1種以上、0.95≦x<1.1 、0≦y≦0.5 である) のリチウム複合酸化物に、BおよびPの少なくとも1種の元素Zの酸化物を、Z/(Ni+M) の原子比aが 0.001≦a≦0.1 を満たす割合で含有させたリチウム電池用正極材料を、Ni化合物またはNi+M元素化合物にZ元素源を混合して仮焼してZを含む酸化物を生成させた後、これにLi源を混合して焼成することにより製造する。平均結晶子サイズが 100〜1000Åのリチウム複合酸化物の結晶粒の粒界にZ元素が濃化し、Liサイトの95%以上をLiが占める材料が得られる。仮焼前または焼成前の混合物を噴霧乾燥して球状粉末とした場合も、放電容量の低下が起こらない。

Claim (excerpt)：

組成式:Li<SB>x</SB>Ni<SB>1-y</SB>M<SB>y</SB>O<SB>2</SB>(式中、MはCo、Mn、FeおよびAlから選ばれた少なくとも1種の元素であり、xとyは、0.95≦x<1.1 、0≦y≦0.5 である) で表されるリチウム複合酸化物に、BおよびPの少なくとも1種の元素Zの酸化物を、Z/(Ni+M) の原子比aが 0.001≦a≦0.1 を満たす割合で含有させた、Z含有リチウム複合酸化物からなるリチウム電池用正極材料であって、Z元素はリチウム複合酸化物の結晶粒界に存在する非晶質酸化物中に濃化しており、かつ結晶構造のLi(3a)サイトにおけるLiの占有率が95%以上であることを特徴とする、リチウム電池用正極材料。

IPC (2)：

H01M 4/58 ,  H01M 4/02

FI (2)：

H01M 4/58 ,  H01M 4/02 C

F-Term (16)：

5H003AA00 ,  5H003AA02 ,  5H003BA01 ,  5H003BA03 ,  5H003BB05 ,  5H003BC01 ,  5H003BC06 ,  5H003BD02 ,  5H003BD03 ,  5H014AA02 ,  5H014BB01 ,  5H014BB06 ,  5H014CC07 ,  5H014EE10 ,  5H014HH00 ,  5H014HH01