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J-GLOBAL ID:200903090200794863

燃料蒸気処理装置の診断装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 恩田 博宣
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995195162
Publication number (International publication number):1997042076
Application date: Jul. 31, 1995
Publication date: Feb. 10, 1997
Summary:
【要約】【課題】タンク側内圧又はキャニスタ側内圧を選択的に検出すべく圧力センサの検出先を切換弁により切換える燃料蒸気処理装置において、タンク側及びキャニスタ側の気密性を精度良く適正に診断すべく切換弁の正常を適正に診断する。【解決手段】キャニスタ14はタンク1で発生する燃料蒸気を捕集し、エンジン8の運転時にその捕集した燃料を吸気通路10へパージする。制御弁20はタンク1からキャニスタ14への燃料蒸気の流入を調整する。電子制御装置(ECU)51は制御弁22をデューティ制御することにより、パージされる燃料量を調整する。ECU51は切換弁23の切換えにより圧力センサ41にて選択的に検出されるキャニスタ側内圧とタンク側内圧とに基づき、キャニスタ側及びタンク側の気密性を診断する。ECU51はキャニスタ側内圧の脈動を反映した積算値が所定値以上で、且つタンク側内圧の脈動を反映した積算値が所定値未満であるときに切換弁23が正常であると診断する。
Claim (excerpt):
エンジンに供給される燃料を収容するための燃料タンクで発生する燃料蒸気をベーパラインを通じてキャニスタに捕集し、前記エンジンの運転時には、前記キャニスタに捕集された燃料を前記エンジンの吸気通路へパージラインを通じてパージするようにした燃料蒸気処理装置であり、前記燃料タンク側の内圧と前記キャニスタ側の内圧との差に基づき開かれて前記燃料タンクから前記キャニスタへの燃料蒸気の流入を許容するベーパ制御弁と、前記パージラインを通過する燃料量を調整するためにデューティ信号に基づき開度がデューティ制御されるパージ制御弁と、前記エンジンの運転時に前記パージ制御弁を制御する所要のデューティ信号を出力するための第1の制御手段とを更に備えた燃料蒸気処理装置のための診断装置において、前記ベーパ制御弁を境とした前記燃料タンク側の内圧と前記キャニスタ側の内圧とを検出するための圧力検出手段と、前記燃料タンク側の内圧と前記キャニスタ側の内圧とを選択的に検出するために前記圧力検出手段の検出先を切り換えるための切換手段と、前記ベーパ制御弁を境とした前記燃料タンク側の気密性に係る故障と前記キャニスタ側の気密性に係る故障とを前記圧力検出手段により選択的に検出される前記燃料タンク側の内圧と前記キャニスタ側の内圧とに基づき個別に診断するための第1の診断手段と、前記キャニスタから前記吸気通路への燃料パージの実行の有無に応じて前記切換手段を制御するための第2の制御手段と、前記燃料蒸気処理装置が振動に対して安定した条件下にあるか否かを推定するための推定手段と、前記燃料タンク側の内圧を検出するために前記第2の制御手段が前記切換手段を制御したときに、前記圧力検出手段により検出される値からノイズを除去するために、その検出値を処理するための第1の処理手段と、前記第1の処理手段による処理値からその平均的ななまし値を得るために、前記処理値を処理するための第2の処理手段と、前記燃料蒸気処理装置が安定した条件下にあると前記推定手段が推定したときに、前記第1の処理手段による処理値と前記第2の処理手段によるなまし値との差を算出するための第1の算出手段と、前記第1の算出手段による算出値が所定値以上になるとき、その算出値を積算するための第1の積算手段と、前記キャニスタ側の内圧を検出するために前記第2の制御手段が前記切換手段を制御したときに、前記圧力検出手段により検出される値からノイズを除去するために、その検出値を処理するための第3の処理手段と、前記第3の処理手段による処理値からその平均的ななまし値を得るために、前記処理値を処理するための第4の処理手段と、前記第3の処理手段による処理値と前記第4の処理手段によるなまし値との差を算出するための第2の算出手段と、前記第2の算出手段による算出値が所定値以上になるとき、その算出値を積算するための第2の積算手段と、前記第2の積算手段による積算値が所定値以上であり、且つ前記第1の積算手段による積算値が所定値未満であるときに、前記切換手段が正常であると診断するための第2の診断手段とを備えたことを特徴とする燃料蒸気処理装置の診断装置。
IPC (5):
F02M 25/08 ,  F02D 41/02 301 ,  F02D 41/22 301 ,  F02D 45/00 301 ,  F02D 45/00 345
FI (5):
F02M 25/08 Z ,  F02D 41/02 301 J ,  F02D 41/22 301 Z ,  F02D 45/00 301 L ,  F02D 45/00 345 Z

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