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J-GLOBAL ID:200903090376751176

微生物固定化マイクロカプセルの製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 筒井 知
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2003132626
Publication number (International publication number):2004329159
Application date: May. 12, 2003
Publication date: Nov. 25, 2004
Summary:
【課題】安定な微生物固定化構造体を簡便に得ることのできる技術を提供する。【解決手段】微生物および水中でゲル形成性を有する保護材ポリマーを含有する水溶液を、壁材ポリマーとなるポリマーを含有する有機溶媒であって壁材ポリマーを溶解する良溶媒である有機溶媒Aおよび該有機溶媒Aより高沸点で壁材ポリマーに対する溶解度の小さい貧溶媒である有機溶媒Bから成る有機相中に添加して乳化させることにより、微生物を内包する保護剤ポリマーを含有する水滴微粒子が有機相中に分散したW/Oエマルションを調製し、該W/Oエマルションを水相に添加して乳化させてW/O/Wエマルションを調製し、該W/O/Wエマルションから、加温または加温・減圧により、先ず有機溶媒Aを蒸発・除去し、次いで有機溶媒Bを蒸発・除去して壁材ポリマーを結晶化させる。種々の分野で有用な中空で多孔質の微生物固定化マイクロカプセルが得られる。【選択図】 図1
Claim (excerpt):
目的の有用微生物を内包した保護材ポリマーを壁材ポリマーから成る多孔質外壁が覆い、内部が中空であり、該内部の中空と前記多孔質外壁とが微細孔を通してつながっている構造を有する微生物固定化マイクロカプセルを製造する方法であって、 (i) 前記微生物および水中でゲル形成性を有する前記保護材ポリマーを含有する水溶液を、前記壁材ポリマーとなる疎水性ポリマーを含有する有機溶媒であって前記壁材ポリマーを溶解する良溶媒である有機溶媒Aおよび該有機溶媒Aより高沸点で且つ前記壁材ポリマーに対する溶解度の小さい貧溶媒である有機溶媒Bから成る有機相中に添加して乳化させることにより、前記微生物を内包する前記保護剤ポリマーを含有する水滴微粒子が前記有機相中に分散したW/Oエマルションを調製する工程、 (ii) 前記工程(i)で得られたW/Oエマルションを水相に添加して乳化させることによりW/O/Wエマルションを調製する工程、および (iii) 前記工程(ii)で得られたW/O/Wエマルションから、加温または加温・減圧により、先ず前記有機溶媒Aを蒸発・除去し、次いで前記有機溶媒Bを蒸発・除去して前記壁材ポリマーを結晶化させる工程を含むことを特徴とする方法。
IPC (3):
C12N11/04 ,  C02F3/10 ,  C02F3/34
FI (4):
C12N11/04 ,  C02F3/10 A ,  C02F3/34 101D ,  B01J13/02 A
F-Term (34):
4B033NA12 ,  4B033NA14 ,  4B033NB34 ,  4B033NB36 ,  4B033NB37 ,  4B033NB62 ,  4B033NB68 ,  4B033NC06 ,  4B033ND02 ,  4B033ND04 ,  4D003EA14 ,  4D003EA38 ,  4D003FA10 ,  4D040BB02 ,  4D040BB42 ,  4D040BB52 ,  4D040BB82 ,  4G005AA01 ,  4G005AB13 ,  4G005AB15 ,  4G005AB17 ,  4G005AB27 ,  4G005BA12 ,  4G005BB06 ,  4G005BB09 ,  4G005DB16X ,  4G005DB17X ,  4G005DB25X ,  4G005DD13X ,  4G005DD15Z ,  4G005DD23Z ,  4G005DD27Z ,  4G005DD37Z ,  4G005EA10
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (5)
  • J.Microencapsulation,Vol.20,No.4(Jan.2003)p.497-508
  • 化学工学会九州支部大会研究発表講演要旨集(2002)p.84
  • 第68回化学工学会年会研究発表講演要旨集(Feb.2003)p.304
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