Pat
J-GLOBAL ID:200903090385074268

血液透析器の作製方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 前田 純博
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994316358
Publication number (International publication number):1996168524
Application date: Dec. 20, 1994
Publication date: Jul. 02, 1996
Summary:
【要約】【目的】 水(または水溶液)を充填した湿潤状態の血液透析器から、低温での凍結の問題がなく、輸送保存性の良好な半湿潤状態または乾燥状態の血液透析器を効率的に作製する方法を提供する。【構成】 水(または水溶液)を充填した湿潤状態の血液透析器から、該透析器の充填液を中空糸を乾燥させずに物理的に除去した後、中空糸芯部に保湿剤水溶液を通液し、かつ、該保湿剤水溶液が中空糸外壁から外部へしみ出さないようにして、中空糸内部に保湿剤水溶液を含浸させ、しかる後中空糸の芯部に残存する保湿剤水溶液を、中空糸を乾燥させずに、物理的に除去し、さらに必要に応じて乾燥する、ことにより、低温での凍結などの問題がなく、輸送・保存性の良好な半湿潤状態または乾燥状態の血液透析器を作製する。
Claim (excerpt):
血液透析用中空糸を内蔵しかつ内部に水を充填した血液透析器から、(a)該透析器中の充填水を、中空糸が乾燥しない条件下で、物理的に除去した後、(b)中空糸芯部に保湿剤水溶液を通液し、かつその際、該保湿剤水溶液が中空糸外壁から外部へしみ出さないようにして、中空糸内部に保湿剤水溶液を含浸させ、しかる後(c)中空糸芯部に残存する保湿剤水溶液を、中空糸が乾燥しない条件下で、物理的に除去する、ことを特徴とする半湿潤状態の血液透析器の作製方法。

Return to Previous Page