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J-GLOBAL ID:200903090598589369
雨水排出施設の運用支援装置
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
志賀 富士弥 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991323512
Publication number (International publication number):1993156689
Application date: Dec. 09, 1991
Publication date: Jun. 22, 1993
Summary:
【要約】【目的】 雨水排除施設の運用管理において、ポンプ起動等の判断を操作員の勘と経験に頼っている現状に鑑み、雨水排除施設の運用管理をコンピュータシステムにより支援し、同施設の最適な運用管理を可能とする。【構成】雨天時は、雨水管渠の水理モデルにより5分後の雨水流下を予測し、さらにこの予測結果からポンプ運転台数を決定する。この処理を所定回数繰り返すことで、5分刻みで30分間にわたるポンプ運転計画を作成する。このとき5分経過時の予測については、初期データ(演算開始時の実データ)から演算を行い、それ以降については降雨予測による予測降雨量を用いて雨水流下を予測することとしている。また晴天時は、初期データおよび入力放流時間に基づいて平均放流量QGavや所定時間後の水位H1を演算し、これらの演算結果QGav,H1から貯留ゲートの目標開度やポンプ運転台数を求める。
Claim (excerpt):
雨水貯留機能を有する雨水管渠と、この雨水管渠から流出する雨水を河川に揚排出する雨水ポンプとを備えた雨水排出施設を対象とし、同施設の雨天時の運用支援処理を行う装置において、雨水管渠における単位時間後の雨水流下を予測する水理モデルと、この予測に基づいてポンプ運転台数を決定する運転台数演算部とを有する計画作成手段を備え、この計画作成手段は、前記水理モデルおよび運転台数演算部を所定回数繰り返して動作させ、単位時間刻みでポンプ運転台数を決定することによりポンプ運転計画を作成するものであって、さらに一連の処理を繰り返し実行して定期的にポンプ運転計画を作成・更新するものであり、前記水理モデルは、管渠水位やポンプ運転台数などの実データを用いて演算開始時から単位時間経過時の予測を行う第1のモデルと、前回の予測結果、前回のポンプ運転台数および予測降雨量を用いて前記単位時間経過時以降の予測を行う第2のモデルとを有するものであることを特徴とする雨水排出施設の運用支援装置。
IPC (2):
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