Pat
J-GLOBAL ID:200903090721038216
ラジカル重合開始剤としてのグリシジル又はアルキルカルボニル基を有するニトロキシル誘導体
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
津国 肇 (外1名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2000535640
Publication number (International publication number):2002506070
Application date: Feb. 26, 1999
Publication date: Feb. 26, 2002
Summary:
【要約】本発明は、式(Ia)又は(Ib)(式中、R1は、互いに独立して、水素、ハロゲン、NO2、シアノ、-CONR5R6、-(R9)COOR4、-C(O)-R7、-OR8、-SR8、-NHR8、-N(R8)2、カルバモイル、ジ(C1〜C18アルキル)カルバモイル、-C(=NR5)(NHR6);非置換のC1〜C18アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18アルキニル、C7〜C9フェニルアルキル、C3〜C12シクロアルキルもしくはC2〜C12ヘテロシクロアルキル;又はNO2、ハロゲン、アミノ、ヒドロキシ、シアノ、カルボキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルキルアミノもしくはジ(C1〜C4アルキル)アミノによって置換されているC1〜C18アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18アルキニル、C7〜C9フェニルアルキル、C3〜C12シクロアルキルもしくはC2〜C12ヘテロシクロアルキル;又は非置換であるか、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、C1〜C4アルキルアミノもしくはジ(C1〜C4アルキル)アミノによって置換されているフェニル、ナフチルであり;R4は、水素、C1〜C18アルキル、フェニル、アルカリ金属カチオン又はテトラアルキルアンモニウムカチオンであり;R5及びR6は、水素、C1〜C18アルキル、少なくとも1個のヒドロキシ基によって置換されているC2〜C18アルキルであるか、いっしょになって、C2〜C12アルキレン架橋もしくは少なくとも1個のO又は/及びNR8原子によって中断されたC2〜C12アルキレン架橋を形成し;R7は、水素、C1〜C18アルキル又はフェニルであり;R8は、水素、C1〜C8アルキル又は少なくとも1個のヒドロキシ基によって置換されているC2〜C18アルキルであり;R9は、C1〜C12アルキレン又は直接結合である;あるいは、すべてのR1がいっしょになって、少なくとも1個の二価もしくは三価の窒素原子とともに多環式脂環式環系又は多環式複素脂環式環系の残基を形成し;R2は、互いに独立して、フェニル又はC1〜C6アルキルであるか、2個が、連結する炭素原子とともにC5〜C6シクロアルキル基を形成し;Aは、5、6又は7員環を形成するために必要な二価の基であり;R3は、式(II)の基であり、式中、Xは、非置換であるか、NO2、ハロゲン、アミノ、ヒドロキシ、シアノ、カルボキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルキルアミノもしくはジ(C1〜C4アルキル)アミノによって置換されているフェニル、ナフチル又はビフェニルであり;R12は、互いに独立して、H又はCH3であり;Dは、基(A)、基C(O)-R13又は基C(O)-R9-C(O)-R13であり;R13は、C1〜C18アルキルであり;mは、1〜4の数である)の化合物に関する。本発明のさらなる主題は、a)少なくとも1種のエチレン性不飽和モノマーと、b)式(Ia)又は(Ib)のグリシジル又はアルキルカルボニル官能ニトロキシド開始剤化合物とを含む重合性組成物、エチレン性不飽和モノマーを重合させる方法ならびにラジカル重合のためのグリシジル及びアルキルカルボニル官能ニトロキシド開始剤の用途である。
Claim (excerpt):
式(Ia)又は(Ib)【化1】(式中、R1は、互いに独立して、水素、ハロゲン、NO2、シアノ、-CONR5R6、-(R9)COOR4、-C(O)-R7、-OR8、-SR8、-NHR8、-N(R8)2、カルバモイル、ジ(C1〜C18アルキル)カルバモイル、-C(=NR5)(NHR6); 非置換の、C1〜C18アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18アルキニル、C7〜C9フェニルアルキル、C3〜C12シクロアルキルもしくはC2〜C12ヘテロシクロアルキル;又は NO2、ハロゲン、アミノ、ヒドロキシ、シアノ、カルボキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルキルアミノもしくはジ(C1〜C4アルキル)アミノによって置換されている、C1〜C18アルキル、C2〜C18アルケニル、C2〜C18アルキニル、C7〜C9フェニルアルキル、C3〜C12シクロアルキルもしくはC2〜C12ヘテロシクロアルキル;又は 非置換であるか、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、C1〜C4アルキルアミノもしくはジ(C1〜C4アルキル)アミノによって置換されている、フェニル、ナフチルであり; R4は、水素、C1〜C18アルキル、フェニル、アルカリ金属カチオン又はテトラアルキルアンモニウムカチオンであり; R5及びR6は、水素、C1〜C18アルキル、少なくとも1個のヒドロキシ基によって置換されているC2〜C18アルキルであるか、いっしょになって、C2〜C12アルキレン架橋もしくは少なくとも1個のO又は/及びNR8原子によって中断されたC2〜C12アルキレン架橋を形成し; R7は、水素、C1〜C18アルキル又はフェニルであり; R8は、水素、C1〜C18アルキル又は少なくとも1個のヒドロキシ基によって置換されているC2〜C18アルキルであり; R9は、C1〜C12アルキレン又は直接結合である;あるいは、すべてのR1がいっしょになって、少なくとも1個の二価もしくは三価の窒素原子とともに多環式脂環式環系又は多環式複素脂環式環系の残基を形成し; R2は、互いに独立して、フェニル又はC1〜C6アルキルであるか、2個が、連結する炭素原子とともにC5〜C6シクロアルキル基を形成し; Aは、5、6又は7員環を形成するために必要な二価の基であり; R3は、式(II)【化2】の基であり、 式中、Xは、非置換であるか、NO2、ハロゲン、アミノ、ヒドロキシ、シアノ、カルボキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アルキルアミノもしくはジ(C1〜C4アルキル)アミノによって置換されている、フェニル、ナフチル又はビフェニルであり; R12は、互いに独立して、H又はCH3であり; Dは、基【化3】、基C(O)-R13又は基C(O)-R9-C(O)-R13であり; R13は、C1〜C18アルキルであり; mは、1〜4の数である)の化合物。
IPC (5):
C07D211/94
, C07D301/22
, C07D405/12
, C07D413/12
, C08F 4/00
FI (5):
C07D211/94
, C07D301/22
, C07D405/12
, C07D413/12
, C08F 4/00
F-Term (16):
4C054AA02
, 4C054BB03
, 4C054CC07
, 4C054DD03
, 4C054DD08
, 4C054EE01
, 4C054FF23
, 4C063BB08
, 4C063CC71
, 4C063DD07
, 4C063DD10
, 4C063DD11
, 4C063DD52
, 4C063DD54
, 4C063EE10
, 4J015EA04
Patent cited by the Patent:
Article cited by the Patent:
Return to Previous Page