Pat
J-GLOBAL ID:200903090804078805

天然産物から成る上張りを持つ車両用かじ取りハンドルの製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 中平 治
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996222986
Publication number (International publication number):1997202244
Application date: Jul. 23, 1996
Publication date: Aug. 05, 1997
Summary:
【要約】【目的】 天然産物特に高級木材のベニヤから成る部分範囲を持つ車両用かじ取りハンドルを、品質上の要求を最高度に満たしながら経済的に製造する。【構成】 特に木材ベニヤを精碓な寸法で半殻体1,2に前もつて成形し、この前もつて成形される形状で、同じように精確に前もつて成形されるかじ取りハンドルリムの受入れ範囲4上へ接着し、仕上げ加工する。
Claim (excerpt):
かじ取りハンドルリムの部分範囲しかもかじ取りハンドルの直進位置でそれぞれ上及び下にある区域で、上張りが塗料被覆を持つ木材又はコルクのベニヤとして構成され、周方向において木材又はコルクのベニヤから成る区域の間に設けられかつ直進位置で横にあつて大抵は手でつかまれる区域が、軟らかい被覆で被覆され、木材又はコルクのベニヤから成る区域と軟らかい被覆で被覆される区域との間の移行範囲に、かじ取りハンドルリムの断面に沿つて延びて軟らかい被覆の端部を受入れる周囲溝がそれぞれ設けられているかじ取りハンドルにおいて、木材又はコルクのベニヤから成る区域を適当なベニヤで張り合わすため、木材又はコルクのベニヤから成る区域に相当する弧状帯片を、平らな高級木材又はコルクのベニヤから切取り、その際この弧状帯片の半径方向幅をかじ取りハンドルリムの断面の半周より大きくし、ベニヤ裁断片を少なくとも1時間水により軟らかくし、かつ曲がり易くし、ベニヤの厚さを除いて互いに負に対応する上型及び下型を持つ加熱可能な成形工具内で、軟らかくなつたベニヤ裁断片を圧縮乾燥して、弧状で溝状の半殻体の形の変形しないベニヤ成形部材に成形し、その際形状を決定する成形工具の彫り部から突出する溝状半殻体の半径方向内側及び外側の縁が、それぞれ不定に波立つ突出部を形成し、木材又はコルクのベニヤから成る両方の区域の張り合わせを2つの段階で行い、その際第1の段階では両方の区域をまずかじ取りハンドルリムの一方の軸線方向端面で張り合わせ、第2の段階では両方の区域を軸線方向反対側の端面でそれぞれ2段で張り合わせ、張り合わせの各段階の第1段で、それぞれ2つのベニヤ成形部材を接着剤により両方の区域のそれぞれの端面に接着し、その際接着剤の凝結時間中に成形工具によりベニヤ成形部材を軸線方向にかじ取りハンドルリムへ押付け、張り合わせの各段階の第2段で、ベニヤ成形部材の不定に波立つ突出物を、フライス削り又は研削により、かじ取りハンドルリムの断面に対して接線方向に延びかつかじ取りハンドルリムに関してほぼ軸線方向に向くひれ取り線に沿つて縁削りし、両方の区域の両側張り合わせ後、これらの区域を形削りし、塗装し、表面を仕上げ加工し、最後にベニヤ成形部材の周方向端部を、数値制御機械により三次元的に案内されるエンドミルにより縁削りすることを特徴とする、骨格管の周りのプラスチツク被覆上に天然産物から成る上張りを持つ車両用かじ取りハンドルの製造方法。
IPC (3):
B62D 1/06 ,  B27D 1/08 ,  B27M 3/00
FI (3):
B62D 1/06 ,  B27D 1/08 ,  B27M 3/00 J

Return to Previous Page