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J-GLOBAL ID:200903090823139521

木材の乾燥方法及びその乾燥装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 早川 政名
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994328185
Publication number (International publication number):1996005237
Application date: Dec. 28, 1994
Publication date: Jan. 12, 1996
Summary:
【要約】【目的】 木材の表層側と中心層側との乾燥速度(含水率の低下)を平衡、若しくは表層側に中心層側の乾燥速度をできる限り近付ける乾燥条件を乾燥室に作りだして割れの発生を防いだ丸太乾燥を可能にすることにある。【構成】 内圧を常圧、若しくはそれに近い状態に維持する排装装置5を有する乾燥室Aに生蒸気のみを送り込んで同室内を、常温から90以上〜 100°Cまで加熱・昇温せしめて木材(樹皮付き丸太1)の表層から中心層に至る内部全域を前記90以上〜 100°Cまで加熱処理する一次乾燥を行なう。そして、ヒーター9により室内を一気に 100°C以上〜 200°Cまで加熱・昇温せしめて木材内部の水分を沸騰させて含水率を目標含水率に至る繊維飽和点まで高温処理する二次乾燥を行なう。最後に、乾燥室A内の乾球温度及び湿球温度を木材の乾燥具合に応じて変更し、その条件により目標含水率まで低温湿処理する三次乾燥を行なうことで、割れを防いで木材を目標含水率まで乾燥することができる。
Claim (excerpt):
多数本の木材を、各木材間に熱が通る間隔をおいて多段状に積み重ねて収容すると共に、内圧を常圧、若しくはそれに近い状態に維持する排気装置を有する乾燥室に生蒸気のみを送り込んで同室内を、常温から90以上〜 100°Cまで加熱・昇温せしめて木材の表層から中心層に至る内部全域を前記90以上〜100°Cまで加熱処理する一次乾燥、木材の中心層が90°C以上〜 100°Cに加熱された後、ヒーターにより室内を一気に 100°C以上〜 200°Cまで加熱・昇温せしめて木材内部の水分を沸騰させて含水率を目標含水率に至る繊維飽和点まで高温処理する二次乾燥、更に含水率が繊維飽和点まで低下した時点で室内の乾球温度,湿球温度等の温度条件を変更し、その条件により目標含水率まで低温湿処理する三次乾燥からなる木材の乾燥方法。
IPC (4):
F26B 9/06 ,  B27K 5/00 ,  F26B 21/08 ,  F26B 21/10
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特開昭56-087784

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