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J-GLOBAL ID:200903090972733967

化粧板用賦形型の製造方法およびその方法に使用するマスクフィルム

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 青山 葆 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992346151
Publication number (International publication number):1993247670
Application date: Dec. 25, 1992
Publication date: Sep. 24, 1993
Summary:
【要約】【目的】 深い部分と浅い部分とよりなる天然導管にほぼ正確に対応する凸版部を有する化粧板用賦形型の製造方法、及びその露光工程において用いるマスクフィルムを提供する。【構成】この製造方法は、露光工程とエッチング工程とを含んでいる。露光工程において用いられるマスク2は天然導管の深度の浅い部分から深い部分に対応して濃度が濃から淡に変化する導管陰影部2aを有している。このマスクフィルム2を通して光硬化層に露光すれば、濃淡のある導管陰影部に対応して露光される。つまり、導管陰影部2aに対応する光硬化部は導管の断面形状に対応した凸形状を有することになる。このようにして作られた光硬化層を用いて第1エッチング工程および第2エッチング工程を介して基板を腐食させることにより、天然導管に正確に対応したプロフィールを有する導管対応凸状部を備えた賦形型が得られる。
Claim (excerpt):
天然導管(1)の深度の浅い部分から深い部分に対応して濃度が濃から淡に変化する導管陰影部(2a)を有しかつ導管陰影部(2a)以外の地部(2c)がほぼ透明である第1マスクフィルム(2)を通してカーボンティッシュの光硬化層(3a)に露光して、地部(2c)に対応する部分を十分光硬化させて周囲硬化部(3e)を形成すると共に、導管陰影部(2a)に対応する部分をその濃度に対応したプロフィールの深さで光硬化させて周囲硬化部(3e)に囲まれた凸状硬化部(3c)を形成する露光工程と、露光済の光硬化層(3a)を金属基板(4)に貼合せて温湯にて光硬化層(3a)の凸状硬化部(3c)に隣接する未硬化部(3d)を除去する現像工程と、次いで、光硬化層(3a)の上から腐食液(Q)を浸透させるとともに、その下方の金属基板(4)に光硬化層の厚み形状に対応したプロフィールの深さに腐食液(Q)を浸透させて金属基板(4)の上層を腐食・除去することにより、光硬化層(3a)の凹凸形状に対応する凹凸形状を転写して、光硬化層(3a)の周囲硬化部(3e)に対応する周囲凸部(4d)と該周囲凸部(4d)に囲まれる凸版部(4c)とを形成する第1エッチング工程と、次いで、第1エッチング工程で作られた金属基板(4)の周囲凸部(4d)に囲まれかつ凸版部(4c)上部に位置する空間(4g)に非浸透性詰物(5)を充填した上で、金属基板(4)にその上方より腐食液(Q)を浸透させて周囲凸部(4d)を腐食・除去して凸版部(4c)より低い平坦部(4h)を形成する第2エッチング工程とを含むことを特徴とする化粧板用賦形型の製造方法。
IPC (3):
C23F 1/00 ,  B29C 33/38 ,  B44F 9/02

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