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J-GLOBAL ID:200903090976248214

亜鉛含有めっき鋼板のりん酸塩化成処理方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 三浦 祐治
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2000014661
Publication number (International publication number):2001207270
Application date: Jan. 24, 2000
Publication date: Jul. 31, 2001
Summary:
【要約】【課題】亜鉛を含有するめっき層が施されている鋼板の表面に、緻密なりん酸亜鉛の皮膜を短時間で形成する方法を提供する。【解決手段】下記の表面調整用処理液に接触させた後で、通常のりん酸亜鉛皮膜の形成処理を行なう。表面調整用処理液としては、2価もしくは3価の金属のりん酸塩の1種と、下記(1)〜(4)の何れかの促進成分を含有する液を用いる。(1)正りん酸、ポリりん酸、有機ホスホン酸化合物の1種以上。(2)化学式1の単量体もしくはα,β不飽和カルボン酸との重合体、共重合体の1種以上。(3)単糖類、多糖類及びその誘導体から選ばれる1種以上。(4)酢酸ビニルの重合体または誘導体、または単量体と酢酸ビニルとの共重合体からなる水溶性高分子化合物。上記の2価もしくは3価の金属としては、Zn,Fe,Mn,Ni,Co,Ca,Mg,Alを挙げることができ、またそのりん酸塩は粒径5μm以下のものを含み、濃度は0.001〜30g/Lが好ましい。促進成分の濃度は1〜2000ppmが好ましい。【化5】
Claim (excerpt):
亜鉛含有めっき鋼板の表面を、2価もしくは3価の金属の少なくとも1種を含有するりん酸塩の中から選ばれる1種以上と、促進成分として(1) 正りん酸、ポリりん酸または有機ホスホン酸化合物の1種以上(2) 下記化学式1(式中R1はHまたはCH3、R2はH、Cが1〜5のアルキル基またはCが1〜5のヒドロキシアルキル基)に示される単量体もしくはα,β不飽和カルボン酸単量体の中から選ばれる少なくとも1種以上と、前記単量体と共重合可能な単量体50重量%以下とを重合して得られる重合体または共重合体の1種以上【化1】(3) 単糖類、多糖類、及びその誘導体から選ばれた1種以上(4) 酢酸ビニルの重合体またはその誘導体もしくは酢酸ビニルと共重合可能な単量体と酢酸ビニルとの共重合体からなる水溶性高分子化合物の1種以上前記(1)から(4)から選ばれれる少なくとも1種以上とを含有する表面調整用処理液と接触させた後に、りん酸塩化成処理液と短時間接触させてりん酸塩皮膜を形成させることを特徴とする亜鉛含有めっき鋼板のりん酸塩化成処理方法。
IPC (3):
C23C 22/12 ,  C23C 22/00 ,  C23C 22/18
FI (3):
C23C 22/12 ,  C23C 22/00 Z ,  C23C 22/18
F-Term (13):
4K026AA02 ,  4K026AA07 ,  4K026AA11 ,  4K026BA03 ,  4K026BA04 ,  4K026BA05 ,  4K026BB04 ,  4K026BB06 ,  4K026BB08 ,  4K026CA13 ,  4K026CA18 ,  4K026CA23 ,  4K026EA09

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