Pat
J-GLOBAL ID:200903091170016115
含油樹脂製品の製造方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
祐川 尉一 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992351435
Publication number (International publication number):1994172553
Application date: Dec. 08, 1992
Publication date: Jun. 21, 1994
Summary:
【要約】【目的】 高分子量熱硬化性合成樹脂の粒状材料と低分子量熱硬化性合成樹脂の粒状材料との混合物をゲル化時間の差を利用して加熱加圧成形して外部に開放された連続微細気孔を有する硬化成形体を形成し、この連続微細気孔に潤滑油または吸水剤を含浸させることにより、潤滑特性に優れ、潤滑寿命が長く、摺動音の少ない含油樹脂製品を得る。【構成】 高分子量熱硬化性合成樹脂の粒状材料1と低分子量熱硬化性合成樹脂の粒状材料2との混合物を圧縮成形機によって、粒状材料1のゲル化時間よりも短く粒状材料2のゲル化時間以上の時間、加熱、加圧して外部に開放された連続微細気孔3を有する硬化成形体を形成する。この硬化成形体を潤滑油中に浸漬して連続微細気孔3中に潤滑油を含浸させる。このようして得られた含油樹脂製品は軸受けやチェーン部材として好適である。
Claim (excerpt):
高分子量熱硬化性合成樹脂の粒状材料と、該高分子量熱硬化性合成樹脂よりもゲル化時間の短い低い低分子量熱硬化性合成樹脂の粒状材料との混合物に必要に応じて硬化剤および/または微弱な発泡剤を添加した後、上記高分子量熱硬化性合成樹脂のゲル化時間よりも短くしかも上記低分子量熱硬化性合成樹脂のゲル化時間以上の時間、加熱、加圧成形することによって、外部に開放された連続微細気孔を有する熱硬化性合成樹脂の硬化成形体を形成する成形工程および、該連続微細気孔を有する熱硬化性合成樹脂の硬化成形体に潤滑油または吸水して潤滑機能を発揮する吸水剤を含浸させる含浸工程とを含むことを特徴とする含油樹脂製品の製造方法。
IPC (4):
C08J 5/16 CFB
, C08J 7/00 CFB
, C08J 9/06 CFB
, C08L 61:06
Return to Previous Page