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J-GLOBAL ID:200903091203382287
ゴム変性スチレン系樹脂組成物の製造方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
長谷川 曉司
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993079617
Publication number (International publication number):1994287248
Application date: Apr. 06, 1993
Publication date: Oct. 11, 1994
Summary:
【要約】【目的】 光沢と衝撃とのバランスが優れた高光沢耐衝撃性スチレン系樹脂組成物の製造方法を提供する。【構成】 完全混合型の反応器を使用し、別工程で製造した粒径0.1〜0.5μmの反応混合物と、0.6〜1.5μmの反応混合物とを、ラインミキサーで混合し、引続きプラグフロー型反応器で反応を継続・完結し、揮発分を脱揮して耐衝撃性スチレン系樹脂組成物を得る方法。
Claim (excerpt):
次の各工程を含んでなり、かつ、第一工程に由来するゴム質重合体と第二工程に由来するゴム質重合体との比率が90対10ないし30対70の範囲にすることを特徴とするゴム変性スチレン系樹脂組成物の製造方法。(i) 第一工程: 芳香族ビニル化合物単量体にゴム質重合体を溶解し、この溶液を完全混合型の第一反応器に連続的に仕込み、ゴム質重合体が粒子化しない重合率の範囲で重合反応を行わせ、次いでこの第一反応器から連続的に取り出した重合反応液の流れを完全混合型の第二反応器に連続的に移送し、ゴム質重合体の重量平均粒径が0.1〜0.5μmの範囲の粒子に分散した第二反応器からの流れを得る工程、(ii)第二工程: 芳香族ビニル化合物単量体にゴム質重合体を溶解し、この溶液を完全混合型の第三反応器に連続的に仕込み、芳香族ビニル重合体の濃度が1.4x+4%(ここでxは、ゴム質重合体の濃度を意味する)を越えない範囲で重合反応を行わせ、第三反応器からの流れを得る工程、(iii) 第三工程: 第一工程及び第二工程からの二つの流れを、ラインミキサー又は小型の反応器に導入して両者を混合し、ゴム質重合体の重量平均粒径が0.1〜0.5μmの範囲の粒子と、0.6〜1.5μmの範囲の粒子とが、混合・分散している重合反応液とし、引続き重合反応液を一個以上のプラグフロー型反応器に導入してさらに重合反応を進める工程、及び(iv)第四工程: 得られた重合反応液から揮発成分を脱揮する工程。
IPC (2):
C08F279/02 MQP
, C08L 51/04 LKY
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