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J-GLOBAL ID：200903091455378150

樹脂碍子における耐トラッキング構造

Inventor： 松本 純一 ,  石田 貢一 ,  三ッ口 邦夫 ,  棚橋 康博 ,  青木 勝則
Applicant, Patent owner： 日本碍子株式会社 ,  エナジーサポート株式会社
Agent (1)： 恩田 博宣
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1995204706
Publication number (International publication number)：1997055137
Application date： Aug. 10, 1995
Publication date： Feb. 25, 1997
Summary：

【要約】【解決手段】 環状体18はシリコーンゴム等の耐トラッキング性材料により一体成形され、熱収縮性を有する。両固定電極筒4,5の外周面17や端子筒6の外周面19に対し、環状体18を挿嵌し、その熱収縮性を利用して密着させた。従って、環状体18の外周面23により、地絡経路途中に迂回距離Q、すなわち耐トラッキング性に優れた部位が確保される。【効果】 漏れ電流が流れにくくなり、地絡を防止してトラッキング破壊を阻止する。エポキシ樹脂からなる両固定電極筒4,5や端子筒6を有する安価な樹脂碍子に対し、又は既設の樹脂碍子を利用した開閉器等の電気機器に対し、単に環状体18を挿嵌するだけで、現存の樹脂碍子の耐トラッキング性能を向上させることができる。

Claim (excerpt)：

電気的接続部(7a,8a,9)を内蔵する樹脂製絶縁筒(4,5,6)を有する樹脂碍子において、この電気的接続部(7a,8a,9)と接地側(1,2)との間の地絡経路となる樹脂製絶縁筒(4,5,6)の外周面(17,19)に対し、シリコーンゴム等の耐トラッキング性材料からなる環状体(18)を挿嵌してこの環状体(18)の内周面(20)を密着させ、この環状体(18)の密着内周面(20)と樹脂製絶縁筒(4,5,6)の外周面(17,19)との境界縁(21,22)のうち地絡経路上流側境界縁(21)と地絡経路下流側境界縁(22)との間にある環状体(18)の外周面(23)にあって、この両境界縁(21,22)間の外周面迂回距離(Q)を両境界縁間距離(P)よりも大きくするように設定し、この環状体外周面(23)を地絡防止部としたことを特徴とする樹脂碍子における耐トラッキング構造。

IPC (3)：

H01B 17/38 ,  H01B 17/00 ,  H01H 31/24

FI (3)：

H01B 17/38 ,  H01B 17/00 B ,  H01H 31/24