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J-GLOBAL ID:200903091622369452
固体酸化物燃料電池の製造方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
佐藤 辰彦 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995272606
Publication number (International publication number):1997115542
Application date: Oct. 20, 1995
Publication date: May. 02, 1997
Summary:
【要約】【課題】安定した出力が得られる固体酸化物燃料電池の製造方法を提供する。【解決手段】Ni粉末と、YSZ粉末と、気孔形成剤とを混合する。得られた混合物を所定形状に成形する。得られた成形体を焼成してNiO-YSZコンポジットからなる第1の多孔質焼結体1を得る。多孔質焼結体1を炭素存在下に焼成して該焼結体のNiOをNiに還元し、Ni-YSZサーメットからなる第2の多孔質焼結体2を得る。多孔質焼結体2を燃料極とし、その上に固体電解質膜3を形成し、固体電解質膜3上に、酸素極として金属酸化物からなる第3の多孔質焼結体層4を形成する。前記多孔質焼結体1のNiOをNiに還元する焼成は、多孔質焼結体1を室温から800〜1200°Cの温度範囲まで昇温して加熱する。前記焼成は、前記温度範囲まで昇温した後、直ちに放冷するか、該温度範囲に0.1〜10時間保持した後、放冷する。前記焼成は、不活性雰囲気下で行う。
Claim (excerpt):
ニッケル粉末と、イットリア安定化ジルコニア粉末と、気孔形成剤とを混合する混合工程と、前記混合工程で得られた混合物を所定形状に成形する成形工程と、前記成形工程で得られた成形体を焼成して酸化ニッケルとイットリア安定化ジルコニアとのコンポジットからなる第1の多孔質焼結体を得る焼成工程と、前記第1の焼結体を炭素存在下に焼成して該多孔質焼結体の酸化ニッケルをニッケルに還元してニッケルとイットリア安定化ジルコニアとのサーメットからなる第2の多孔質焼結体を得る還元工程と、前記第2の多孔質焼結体を燃料極として、その上に緻密な固体電解質膜を形成する電解質膜形成工程と、前記固体電解質膜の上に、酸素極として金属酸化物からなる第3の多孔質焼結体層を形成する酸素極形成工程とからなることを特徴とする固体酸化物燃料電池の製造方法。
IPC (2):
FI (2):
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
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固体電解質型燃料電池の製造方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願平7-090794
Applicant:日本電信電話株式会社
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