Pat
J-GLOBAL ID:200903091646484899

ジクロロスズフタロシアニンの新規な結晶とその製造方法、それを用いた電子写真感光体および電子写真感光体用塗布液

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 渡部 剛
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992027448
Publication number (International publication number):1993140473
Application date: Jan. 20, 1992
Publication date: Jun. 08, 1993
Summary:
【要約】【目的】 電荷発生性材料として有用なジクロロスズフタロシアニンの新規な結晶とその製造方法、高い感度と耐久性を有する電子写真感光体およびジクロロスズフタロシアニン結晶を溶剤分散時だけでなく、分散液の塗布後も元の結晶型を長期間維持することが可能な電子写真感光体用塗布液を提供する。【構成】 ジクロロスズフタロシアニンの新規な結晶は、X線回折スペクトルにおけるブラッグ角が 8.5°、11.2°、14.5°および27.2°に強い回折ピークを有し、公知のジクロロフタロシアニンを無機塩と共に機械的に粉砕するかまたは粉砕後さらに溶剤処理することにより製造される。電子写真感光体は、上記結晶と結着樹脂を含有する感光層を導電性支持体上に被覆している。結着樹脂としては、ポリビニルアセタール系樹脂、塩化ビニル-酢酸ビニル系共重合体、フェノキシ樹脂または変性エーテル型ポリエステル樹脂が好ましい。また、電子写真感光体用塗布液は、上記結晶、結着樹脂および酢酸エステル系溶剤からなる。
Claim (excerpt):
X線回折スペクトルにおいて、ブラッグ角(2θ±0.2°)が8.5°、11.2°、14.5°および27.2°に強い回折ピークを有することを特徴とするジクロロスズフタロシアニン結晶。
IPC (3):
C09B 67/50 ,  G03G 5/05 101 ,  G03G 5/06 371
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
  • 特開昭62-127843
  • 特開平3-061952
  • 特開平3-174543
Show all

Return to Previous Page