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J-GLOBAL ID:200903091715569320

半導体ウェーハの評価方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 押田 良久
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993303541
Publication number (International publication number):1995130811
Application date: Nov. 08, 1993
Publication date: May. 19, 1995
Summary:
【要約】【目的】 赤外線トモグラフ法による半導体ウェーハ中の結晶欠陥密度の測定に際し、欠陥の大きさによる観察視野の厚さの変化を補正し、正確な欠陥密度を測定することができる半導体ウェーハの評価方法の提供。【構成】 シリコンウェーハに赤外レーザービームを入射する位置を、観察視野内の欠陥の一部が重複して観察されるようなピッチPで、観察視野に垂直な方向に移動して合計L層の観察を行なう。観察される欠陥数は観察視野の厚さに比例するので、L層で観察された重複分を含む欠陥総数をNG、正味の欠陥数をNN、欠陥が重複して観察される(赤外ビームが重複している)層の厚さをXとすれば、NG/{(P+X)×L}=NN/{P×L+X} 式が成り立ち、P+Xは各観察層の厚さ、P×L+XはL層の厚さである。P、Lは観察条件であり、NG、NNは観察によって得られるので、Xが算出でき、一層の観察視野の面積をAとすると観察体積VはV=A×(P×L+X)であり、NNをVで除すれば欠陥密度が求められる。
Claim (excerpt):
赤外線トモグラフ法により半導体ウェーハ中の欠陥密度を測定する半導体ウェーハの評価方法において、半導体ウェーハに赤外レーザービームを入射する位置を、観察視野内の欠陥の一部が重複して観察されるピッチPで、観察視野に垂直な方向に移動して多数層Lを観察し、得られた重複観察を含む欠陥総数NG、正味の欠陥数NNより、欠陥が重複して観察される層の厚さXを、NG/{(P+X)×L}=NN/{P×L+X} なる式で算出し、当該一層の観察視野の面積をAとして観察体積Vを、V=A×(P×L+X) なる式で求め、NNをVで除して欠陥密度を求めることを特徴とする半導体ウェーハの評価方法。

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