Pat
J-GLOBAL ID:200903091823447729

可変速駆動装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 志賀 富士弥 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994070317
Publication number (International publication number):1995284300
Application date: Apr. 08, 1994
Publication date: Oct. 27, 1995
Summary:
【要約】【目的】 誘導機の基準位相検出遅れを無くして制御精度を高める。【構成】 誘導機5の速度に比例した周波数のパルスをロータリーエンコーダ10に得、これを位相カウンタ11で計数し、この間にタイマ13が基準クロックを計数し、両信号から速度制御演算周期毎に速度演算部14でロータ速度を求め、これにすべり演算部9で得るすべり周波数を加算して電流制御系の座標変換部3、6に必要な基準位相を求めるにおいて、ラッチ回路21には高速の電流制御演算周期毎にカウンタ11の値をラッチすることにより最新のロータ位相角変化量を得、このラッチタイミングに対する電流制御演算周期の遅れ時間をカウンタ22の計数値とし、これをラッチ回路23にラッチし、乗算器25で速度に乗算して遅れ時間による位相角変化分を求め、両者を加算器26で加算して遅れの無いロータ位相角を求める。
Claim (excerpt):
誘導機の速度に比例した周波数のパルスを速度制御演算周期で計数する位相カウンタと、基準クロックを前記速度制御演算周期で計数して前記カウンタの計数時間を求めるタイマと、前記位相カウンタとタイマから誘導機の速度検出値を得る速度演算部と、ベクトル制御の励磁電流指令とトルク電流指令から誘導機のすべり周波数を求めるすべり演算部と、前記速度検出値とすべり周波数とを加算及び積分してベクトル制御の基準位相を求める基準位相演算部と、前記励磁電流指令とトルク電流指令及び基準位相から誘導機に供給する電流を前記速度制御演算周期よりも短い演算周期で求める電流制御部とを備えた誘導機の可変速駆動装置において、前記基準位相演算部は、前記電流制御部の演算周期の開始時刻での前記位相カウンタの値をラッチする第1のラッチ回路と、前記パルスのエッジ発生時点から基準クロックを計数する遅れ時間カウンタと、前記第1のラッチ回路のラッチと同じタイミングで前記遅れ時間カウンタの計数値をラッチする第2のラッチ回路と、前記第2のラッチ回路がラッチした遅れ時間に前記電流制御部の演算周期を加算する第1の加算器と、前記速度演算部の速度検出値に前記加算器の出力を乗算して検出遅れ位相を求める乗算器と、前記乗算器と前記第1のラッチ回路の両出力を加算して誘導機のロータ位相角推定値を求める第2の加算器と、前記すべり演算部のすべり周波数出力を前記演算周期毎に積分してすべり位相角を求める積分器と、前記第2の加算器のロータ位相角推定値と前記積分器のすべり位相角を加算して前記基準位相θ1を求める第3の加算器と、を備えたことを特徴とする可変速駆動装置。
IPC (2):
H02P 21/00 ,  H02P 5/41 302

Return to Previous Page