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J-GLOBAL ID:200903091993724506

細胞接着性材料およびその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小池 晃 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991259550
Publication number (International publication number):1993049689
Application date: Aug. 20, 1991
Publication date: Mar. 02, 1993
Summary:
【要約】【目的】 高分子材料表面の細胞接着性を向上させ、または新たに付与する。【構成】 ポリスチレン(PS)製シャーレの底面にドース量1×1015〜3×1017個/cm2 の範囲でN+ ,Na+ ,N2 + ,O2 + ,Kr+ 等のイオンを注入した後、ウシ胸部血管内皮細胞を培養した。いずれのイオンを用いた場合にも、イオン照射面2上ではイオン未照射面1上に比べて多くの細胞3が粘着していた。セグメント化ポリウレタン(SPU)のフィルムを貼付したシャーレを用いた場合には、イオン未照射面上にはほとんど細胞が付着しないが、イオン照射面上において選択的に細胞が粘着した。赤外線吸収分光法、ラマン分光法により表面構造の変化を明らかにした。【効果】 細胞培養用シャーレ,ハイブリッド型医療材料等として有望である。
Claim (excerpt):
炭素を構成元素として含む高分子材料より構成され、表面の少なくとも一部がイオン衝撃により改質されてなる細胞接着性材料。
IPC (3):
A61L 25/00 ,  C08J 7/00 ,  C12N 5/06

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