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J-GLOBAL ID:200903092042660482
有機性排水の高温嫌気性処理方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
重野 剛
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992127303
Publication number (International publication number):1993317878
Application date: May. 20, 1992
Publication date: Dec. 03, 1993
Summary:
【要約】【目的】 有機性排水を高温酸生成槽に導き、有機酸を生成させ、次いで高温酸生成槽の流出水を高温メタン生成槽に導き、メタンを生成させる有機性排水の高温嫌気性処理方法において、運転条件を明確にして、処理効率の向上、処理コストの低減を図る。【構成】 高温酸生成槽1内の遊離有機酸濃度を400mg/l以下に調整する。高温メタン生成槽2内のpHを6〜7に調整する。【効果】 高温酸生成槽内の遊離有機酸濃度を400mg/l以下に調整することにより、高温領域においても、酸生成反応を安定して維持し、実用的な反応速度を得ることができる。また、高負荷な酸生成を安定して維持できるため、糖系排水でも高負荷なメタン生成反応が実現できることから、高温酸生成槽の容積を低減することができ、イニシャルコストの低減が図れる。高温メタン生成槽内のpHを6〜7に調整することにより、メタン生成活性が大幅に高められ、処理効率が向上する。
Claim (excerpt):
有機性排水を高温酸生成槽に導き、有機酸を生成させ、次いで該高温酸生成槽の流出水を高温メタン生成槽に導き、メタンを生成させる有機性排水の高温嫌気性処理方法において、前記高温酸生成槽内の遊離有機酸濃度を400mg/l以下に調整することを特徴とする有機性排水の高温嫌気性処理方法。
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