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J-GLOBAL ID:200903092059524914

ポリオレフィン発泡体の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小島 清路
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994329609
Publication number (International publication number):1996156004
Application date: Dec. 01, 1994
Publication date: Jun. 18, 1996
Summary:
【要約】【目的】 所定寸法の発泡体が得られ、発泡体の内部まで均質であり、且つ、硬さ、圧縮永久歪等の物性に優れ、特に、発泡倍率が13倍以上、厚さが70mm以上の板状体のポリオレフィン発泡体の製造方法を提供する。【構成】 メルトインデックス1.5g/10分のポリエチレン100重量部に、架橋剤としてn-ブチル-4,4-ビス-ターシャリーブチルパーオキシバレレートを1.1重量部とジクミルパーオキサイドを1.5重量部、発泡剤としてジニトロソペンタメチレンテトラミンを1.0重量部とアゾジカルボンアミドを5.0重量部、及びその他成分を少量配合し、ニーダー等により100°Cで30分混練し、混練物を135°Cの1次金型内に充填し、80kg/cm2 の圧力で40分間加圧、加熱し、得られた中間発泡体を、170°Cの2次金型内に配置し、常圧下、30分間加熱し、発泡膨張させた後、冷却し、最終発泡体を得た。
Claim (excerpt):
ポリオレフィン、第1架橋剤、第2架橋剤、第1発泡剤及び第2発泡剤を含む発泡性組成物を、1次金型内に充填し、加圧下に加熱し、その後、除圧して中間発泡体を製造し、次いで、その中間発泡体を2次金型内に配置し、加熱して最終発泡体を製造する方法であって、上記第1架橋剤は、上記発泡性組成物の調製に要する時間で、その半分量が分解する温度が、該発泡性組成物の調製温度より10°C以上高く、且つ、上記1次金型内の加熱時間で、その半分量が分解する温度が、該1次金型内の加熱温度より5°C以上低く、また、上記第2架橋剤は、上記1次金型内の加熱時間で、その半分量が分解する温度が、該1次金型内の加熱温度以上であり、且つ、上記2次金型内の加熱時間で、その半分量が分解する温度が、該2次金型内の加熱温度より15°C以上低く、更に、上記第1発泡剤は、1次金型内の加熱条件によって加熱された場合に、その70重量%以上が分解するものであり、また、上記第2発泡剤は、同条件で加熱された場合に、その50重量%以下が分解するものであって、且つ、上記第1発泡剤の分解開始温度は、上記第2発泡剤の分解開始温度より低いことを特徴とするポリオレフィン発泡体の製造方法。
IPC (5):
B29C 44/00 ,  C08J 9/06 CES ,  B29K 23:00 ,  B29K105:04 ,  C08L 23:02

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