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J-GLOBAL ID:200903092245201203

多機能性ポリマー性組織コーティング

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 山本 秀策
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1998546152
Publication number (International publication number):2002515932
Application date: Apr. 17, 1998
Publication date: May. 28, 2002
Summary:
【要約】細胞-細胞接触および組織付着を最小化または防止する、生物学的および非生物学的表面をコーティングするための組成物、ならびにその調製法および使用法が開示される。実施態様には、高分子量のPLL(1000より大きい、より好ましくは100,000より大きい)を有する、ポリエチレングリコール/ポリリジン(PEG/PLL)ブロックコポリマーまたは櫛型コポリマー;PLLがPEGの一端に結合しているデンドリマーである、PEG/PLLコポリマー;ならびに、ポリカチオン性およびポリアニオン性物質の交互層を含む、多層組成物、が挙げられる。多層ポリマー性物質は、ポリカチオンとポリアニオンとのイオン性相互作用により形成される。個々の物質の分子量は、コポリマーのPEG部位が、細胞相互作用を阻害し、そしてPLL部位が、組織に良好に付着するようなものから選択される。この組成物および方法は、例えば、手術後の付着形成の阻害、血栓症および再狭窄からの損傷血管の保護、ならびに付着依存性腫瘍細胞の転移の範囲の減少に有用である。この組成物および方法はまた、金属表面のような非生物学的表面をコーティングするのに有用である。
Claim (excerpt):
ポリカチオン性ブロックおよび少なくとも1つの非組織結合性ブロックを含むブロックコポリマーまたはグラフトコポリマーであって、該ポリカチオン性ブロックが、100,000ダルトン以上の分子量を有する実質的に線状のポリカチオン性ブロック、または少なくとも8カチオン性チャージを提供するのに十分な分子量を有する樹状ポリカチオン性ブロックのいずれかである、コポリマー。
IPC (2):
C08G 81/00 ,  A61K 9/50
FI (2):
C08G 81/00 ,  A61K 9/50
Article cited by the Patent:
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