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J-GLOBAL ID:200903092283638003

分散媒質の電磁界の見積もり方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (3): 福田 賢三 ,  福田 伸一 ,  福田 武通
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2002242447
Publication number (International publication number):2004086248
Application date: Aug. 22, 2002
Publication date: Mar. 18, 2004
Summary:
【課題】ローレンツ媒体やデバイ媒体用の混成媒体についても、同じアルゴリズムで扱うことが可能であり、したがって同時の計算が可能となり、それぞれの媒体の相互作用も取りいれられるため、正確な見積りができる分散媒質の電磁界の見積もり方法を提供する。【解決手段】対象とする領域を微小領域に分け、それぞれに微小領域について、電磁界のマックスウェル方程式に時間領域有限差分法(FDTD)を適用して、1)磁界ベクトルを、時間的に前の磁界ベクトルと、時間的に前の電界ベクトルとを用いて演算装置で計算し、2)電荷成分を、時間的に前の電界ベクトルと、時間的に前の電荷成分とを用いて演算装置で計算し、3)電界ベクトル、を磁界ベクトル、時間的に前の電界ベクトル、電荷成分、時間的に前の電荷成分とを用いて演算装置で計算するステップにより、逐次、時間にそって数値解法により電界を求める。【選択図】図1
Claim (excerpt):
予め与えられた境界条件から電磁界の分布あるいは電磁界の伝播を、入力装置と記憶装置と演算装置と出力装置とを備えた計算装置を用いて見積もる方法であって、 見積もり対象とする領域を微小領域に分割し、その座標を上記の入力装置に入力し記憶装置に保存するステップと、 各微小領域の誘電率と透磁率を設定し、それらの値を上記の入力装置に入力し記憶装置に保存するステップと、 入射電磁界の波長を設定し、その値を上記の入力装置に入力し記憶装置に保存するステップと、 入射電磁界を与える微小領域を設定し、それらの座標と入射電磁界の振幅、あるいは、強度と位相とを上記の入力装置に入力し記憶装置に保存するステップと、を含む処理を行い、 見積もり対象とする微小領域の、電界ベクトルと磁界ベクトルと電荷成分とを用いて、 各微小領域について、電磁界のマックスウェル方程式に時間領域有限差分法(FDTD:Finite Difference Time Domain)を適用して、 1)磁界ベクトルを、時間的に前の磁界ベクトルと、時間的に前の電界ベクトルとを用いて演算装置で計算し、 2)電荷成分を、時間的に前の電界ベクトルと、時間的に前の電荷成分とを用いて演算装置で計算し、 3)電界ベクトル、を磁界ベクトル、時間的に前の電界ベクトル、電荷成分、時間的に前の電荷成分とを用いて演算装置で計算するステップにより、 逐次、電界を時間にそって数値解法により求め、最後の結果を出力装置で出力することを特徴とする分散媒質の電磁界の見積もり方法。
IPC (3):
G06F17/50 ,  G01R29/08 ,  G06F17/13
FI (3):
G06F17/50 612H ,  G01R29/08 Z ,  G06F17/13
F-Term (6):
5B046JA10 ,  5B056BB03 ,  5B056BB22 ,  5B056BB36 ,  5B056BB42 ,  5B056HH07

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