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J-GLOBAL ID:200903092295300210
なめし革の製造方法と切り込み装置
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
草野 浩一 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995053195
Publication number (International publication number):1996073900
Application date: Feb. 17, 1995
Publication date: Mar. 19, 1996
Summary:
【要約】【目的】 たとえ豚皮等のように各部でコラーゲン繊維の組織構造が著しく異なる場合でも略均一になめすことができるなめし革の製造方法を提供する。【構成】 準備工程では、豚皮から不要な肉片や脂肪を除去した後に、バット部に裏面側から切り込みを入れる。その後、アルカリによる処理を施すことによりコラーゲン繊維の絡み合いをほぐす。このアルカリによる処理の際、まずバット部を先に処理し、所定時間経過後にネック部やベリー部を処理することにより、バット部についてはコラーゲン繊維を十分ほぐし、他の部分についてはコラーゲン繊維を劣化させることなくほぐして、豚皮のほぼ全ての部分のコラーゲン繊維を略均一にしかも良好にほぐすことができる。次に、なめし工程に移行し、クロムなめし処理を行った後、切り込みを入れた部分を削り落とす。そして、再なめし・染色・加脂工程、仕上げ工程でそれぞれの処理を行い、なめし革が製造される。
Claim (excerpt):
他の部分に比べてコラーゲン繊維の絡み合いが密である原皮の部分に裏面側から切り込みを入れ、その後、前記原皮にアルカリによる処理を施すことによりコラーゲン繊維の絡み合いをほぐす準備工程を具備することを特徴とするなめし革の製造方法。
IPC (2):
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