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J-GLOBAL ID:200903092598401800

水素と酸素とからの過酸化水素の製法及び装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 浅村 皓 (外3名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1996507558
Publication number (International publication number):1998504008
Application date: Aug. 10, 1995
Publication date: Apr. 14, 1998
Summary:
【要約】水素(28)と酸素(34)の分散済み微小気泡を急速に流動する液媒(24)中に投入して安全に過酸化水素を製造する方法と装置。微小気泡は水素と酸素間の爆発的反応を防止するのに充分な体積の液媒体で包囲されている。液媒体は酸性の水溶液と第VIII族の金属触媒(14)から成る。水素(28)は流動媒体(24)中に投入して水素を媒体中に溶解させる。酸素気泡(34)は溶解水素と反応して過酸化水素(72)を製造する。好ましくは、液媒体は速度が少なくとも毎秒10フィートであり、反応器内に気泡の流動相型をつくる。水(12)と触媒(14)を槽(16)に添加する。好ましくは、ある量の過酸化水素安定剤を槽(16)に加える。この方法と装置で低製造費用で過酸化水素を安全に製造できる。
Claim (excerpt):
触媒的に有効量の触媒を含有する水性媒体中での過酸化水素の製法において、 急速に流動する水性媒体で反応域を充満さす工程と、 水素ガスを個々に分散した水素気泡として上記媒体中に投入して水素を上記酸性の水性媒体に溶解させる工程と、 酸素ガスを水素ガス投入点よりも下方の位置で分散した酸素気泡として上記媒体中に投入して、酸素と溶解水素とを反応させて過酸化水素を製造する工程とから成り、しかも、上記水性媒体の速度は少なくとも毎秒10フィートとして連続液相中に細かく分散したガス気泡の連続相型を形成させる、上記製法。

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