Pat

J-GLOBAL ID：200903092644822270

ダイカストマシーン用横型スリーブ

Inventor： 神 重傑 ,  浅田 穣
Applicant, Patent owner： リョービ株式会社
Agent (1)： 北澤 一浩 (外1名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1994030935
Publication number (International publication number)：1995214279
Application date： Feb. 02, 1994
Publication date： Aug. 15, 1995
Summary：

【要約】【目的】 溶湯の保温性に優れ凝固層の発生を抑制できると共に、変形しにくく寿命の長いダイカストマシーン用横型スリーブを提供することにある。【構成】スリーブ1Aは、内筒4Aと中間筒3Aと外筒2Aからなる三層構造をなしている。内筒4Aは、セラミックス材料や、耐侵食性と耐摩耗性及び耐熱衝撃性を有する金属材料や金属基複合材料により形成され、中間層3Aは内筒4Aと熱膨張係数が同等ないしはそれより大きい金属材料により形成され、外筒2Aは低熱膨張の高強度特性を有する金属材料により形成されている。中間筒3Aの外周面には、その円周方向に延びる溝5Aが形成されている。各層間の境界面と溝5Aが内筒から外筒への熱移動を抑制するため、溶湯の保温性が向上し凝固層の発生を抑制できると共に、変形しにくくなる。

Claim (excerpt)：

溶湯を内部に受容しプランジャーチップが該内部に摺動可能な円筒形状のスリーブ本体を有するダイカストマシーン用横型スリーブにおいて、該スリーブ本体は、最内層と中間層及び最外層からなる三層構造をなし、該最内層を、セラミックス材料、耐侵食性と耐摩耗性及び耐熱衝撃性を有する金属材料、耐侵食性と耐摩耗性及び耐熱衝撃性を有する金属基複合材料のいずれか一つにより形成し、該中間層を該最内層と熱膨張係数が同等ないしはそれより大きい金属材料により形成し、該最外層を低熱膨張の高強度特性を有する金属材料により形成し、該中間層の外周面及び該最外層の内周面の少なくとも一つに、その円周方向及び軸方向の少なくとも一つの方向に延びる溝を形成したことを特徴とするダイカストマシーン用横型スリーブ。