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J-GLOBAL ID:200903093095710364

被標識物質の捕捉・搬送装置並びに同定・計数方法および計数・選別方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (2): 三反崎 泰司 ,  藤島 洋一郎
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2008310052
Publication number (International publication number):2009139381
Application date: Dec. 04, 2008
Publication date: Jun. 25, 2009
Summary:
【課題】磁気標識が付着した生物学的分子などの被標識物質を効果的に捕捉し、誘導搬送することができ、更にはその被標識物質の同定、計数および選別を効率よく行うことができる装置および方法を提供する。【解決手段】ターゲット分子2に付着した磁気標識4は、当初MRセンサ12(d)の磁界によって右側のエッジ引き付けられ、且つそれ自体が磁化される((A))。外部磁界100が印加されると、磁気標識4は再磁化され、MRセンサ12(d)の左側のエッジに移動する((B))。続いて、外部磁界100がオフになると、磁気標識4はMRセンサ12(d)から解放され、MRセンサ12(c)により捕獲される((C))。再び外部磁界100が印加されることにより、磁気標識4はMRセンサ12(c)の左側のエッジに移動する((D))。このような捕獲・解放過程の繰り返しにより磁気標識4がアレイに沿って搬送される。【選択図】図2
Claim (excerpt):
導電線から発生する磁界によって磁化方向が変更可能な磁気薄膜構造のアレイにより磁気標識の逐次の捕獲および解放を実行し、前記磁気標識により標識された被標識物質を捕捉し、搬送するための被標識物質捕捉・搬送装置であって、 前記磁気標識された被標識物質を含む溶液を閉じ込め可能な底面および閉じ込め側面と、少なくとも1つの貯留領域と、前記被標識物質を少なくとも1つの搬送チャネルに搬送可能な少なくとも1つのチャネル移行領域と、を有する閉じ込め領域と、 前記閉じ込め領域の底面の下に形成され、各々が長さと幅と少なくとも4つのエッジを持つ平面形状とを有し、前記エッジの少なくとも2つが互いに平行且つその少なくとも2つのエッジの間隔が前記幅を画定し、隣り合う構造の対向し隣接するエッジが互いに略平行で、前記隣接するエッジ間に均一の間隔を有する、複数の薄膜磁気構造のアレイと、 前記閉じ込め領域の平面に略垂直に外部磁界を印加する磁界源と、を備え、 前記薄膜磁気構造の各々の少なくとも1つの層が、電流によって、前記平行なエッジに垂直または前記平行なエッジに沿う2つの同一線上の方向の少なくとも1つの方向に磁化可能であり、 前記磁化が、前記薄膜磁気構造によって発生する磁界が前記磁気標識を捕獲または解放可能かを決定付け、 前記アレイにおける前記薄膜磁気構造の磁化の空間的に逐次的且つ一時的に同期した変動、または前記外部磁界の一時的に同期した印加とともに作用する前記薄膜磁気構造の磁化の空間的に逐次的且つ一時的に同期した変動により、前記磁気標識された被標識物質を、個別に前記貯留領域から前記薄膜磁気構造の長さ方向に垂直な方向に沿って、かつ前記チャネル移行領域を介して前記搬送チャネルへと搬送する ことを特徴とする被標識物質捕捉・搬送装置。
IPC (4):
G01N 35/08 ,  G01N 33/543 ,  G01N 37/00 ,  G01N 21/63
FI (4):
G01N35/08 A ,  G01N33/543 541A ,  G01N37/00 101 ,  G01N21/63 Z
F-Term (9):
2G043AA01 ,  2G043BA16 ,  2G043DA01 ,  2G043EA06 ,  2G043LA01 ,  2G058DA07 ,  2G058DA09 ,  2G058EA14 ,  2G058GA01
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (5)
  • 米国特許第5,523,231号
  • 米国特許出願公開第2005/0170418号
  • 米国特許第5,691,208号
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Article cited by the Patent:
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