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J-GLOBAL ID:200903093698675237

CT装置における脂肪分布の画像生成方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 有近 紳志郎
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992133204
Publication number (International publication number):1993317304
Application date: May. 26, 1992
Publication date: Dec. 03, 1993
Summary:
【要約】【目的】 X線による断面画像データから組織中の脂肪の構成比に基づいた脂肪の分布を表わす画像を生成できる。【構成】 骨塩等価物質の他に脂肪基準物質を装填したファントムを用い,異なる管電圧でスキャンを実行し2つの断面画像データを得る(D1,D7)。断面画像データの全域あるいは目的領域のCT値を[脂肪を含む組織のCT値]αwfとして検出する(D2,D8)。骨塩等価物質のCT値を検出し,CT値・骨塩等価物質密度の回帰直線を算出し,CT値を[脂肪を含まない組織のCT値]αnfとする(D3,D9)。[脂肪基準物質のCT値]αffを検出し(D4,D10)、血液部分のCT値を[軟部組織基準物質のCT値]αstとして検出する(D5,D11)。βを脂肪率パラメータとして各CT値をαwf=αnf+β・{αff-αst}(式(A))に対応付ける(D6,D12)。異なる管電圧でのスキャンに対して骨塩等価物質密度が不変であることに着目し回帰直線と式(A)とから脂肪率パラメータβを算出する(D13)。脂肪率パラメータβに基づいく画像を生成する(D14)。
Claim (excerpt):
X線による断面画像データから脂肪の分布についての画像を生成するCT装置における脂肪分布の画像生成方法において、骨塩等価物質密度の異なる複数のサンプルロッドの他に脂肪基準物質のサンプルロッドを装填したファントムを用い,少なくとも2以上の異なるX線管電圧でスキャンを実行して少なくとも2以上の断面画像データを得るスキャンステップと、前記断面画像データの全域あるいは目的領域のCT値を[脂肪を含む組織のCT値]αwfとして検出するCT値検出ステップと、前記断面画像データから骨塩の定量測定の要領で骨塩等価物質のCT値を検出し,CT値・骨塩等価物質密度の回帰直線を算出し,前記CT値を[脂肪を含まない組織のCT値]αnfとする回帰直線算出ステップと、前記断面画像データの[脂肪基準物質のCT値]αffを検出する脂肪基準物質CT値検出ステップと、前記断面画像データの血液部分のCT値を[軟部組織基準物質のCT値]αstとして検出する軟部組織基準物質CT値検出ステップと、α=αwf-αnfの如きαを脂肪に依るCT値の増減分とし,α=β・{αff-αst}の如きβを脂肪率パラメータとして前記[脂肪を含む組織のCT値]αwfなどを αwf=αnf+β・{αff-αst} ...式(A)に対応付けるCT値対応付けステップと、前記回帰直線算出ステップで算出される少なくとも2以上の回帰直線と前記CT値対応付けステップで対応付けられる少なくとも2以上の式(A)とから前記骨塩等価物質密度と[脂肪を含まない組織のCT値]αnfとを消去し,検出した各CT値などに基づいて前記脂肪率パラメータβを算出する脂肪率パラメータ算出ステップと、算出された脂肪率パラメータβに基づく画像を生成する脂肪率パラメータ画像生成ステップとを具備したことを特徴とするCT装置における脂肪分布の画像生成方法。
IPC (2):
A61B 6/03 360 ,  A61B 10/00

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