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J-GLOBAL ID:200903093718641156

廃棄物処理装置及び方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 鵜沼 辰之
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994184805
Publication number (International publication number):1996049828
Application date: Aug. 05, 1994
Publication date: Feb. 20, 1996
Summary:
【要約】【目的】 廃棄物を熱分解し、その熱分解生成物を燃焼して生じる熱エネルギを電力などに変換して回収する廃棄物処理技術について、腐食の問題などを生じず、しかも、好適な熱分解温度を実現できる自給的な間接加熱方式による熱分解を実現する。【構成】 熱分解反応器2には、外部ジャケット式などの熱交換部10が設けられている。煙道58から分岐した煙道ガス分岐管18で燃焼排ガスを分岐して取り出す。この燃焼排ガスに、浄化薬剤貯槽13よりアルカリ性薬剤粉末(Ca(OH)2など)を添加して、酸性腐食性成分(HClなど)を吸収せしめる。この後、サイクロン20でアルカリ性薬剤粉末とばいじんとを除去して集塵、浄化したガスを熱交換部10に導入し、廃棄物を熱分解するための間接加熱源とする。冷却ガス供給管12で供給する空気は、この集塵、浄化の過程での温度低下分を考慮し、好適な熱分解温度を実現できるよう、その温度などを決定する。
Claim (excerpt):
廃棄物を加熱して熱分解し、低温乾留ガスと主として不揮発性成分から成る熱分解残留物とに分離する熱分解反応器と、前記熱分解残留物から分別したチャーと前記低温乾留ガスとを燃焼する燃焼器と、この燃焼により生じた燃焼排ガスを外気へ排出する排出口に導く煙道と、この煙道に設けられ、この煙道を流通する燃焼排ガスの熱を回収する廃熱ボイラと、前記燃焼排ガスの一部と前記熱分解反応器内の廃棄物とを間接的に熱交換して前記熱分解反応器の前記加熱源にする前記熱分解反応器に付属した熱交換部と、前記煙道より分岐し、前記燃焼排ガスを前記熱交換部に導く第1の燃焼排ガス流路とを備えている廃棄物処理装置において、前記第1の燃焼排ガス流路に設けられ、この燃焼排ガス流路を流通するガス中に、このガス中の酸性腐食性成分を吸収するためのアルカリ性薬剤を添加する薬剤添加器と、前記燃焼排ガス流路の前記薬剤添加器より下流側に設けられ、前記燃焼排ガス流路を流通するガス中のばいじん及び前記アルカリ性薬剤を除去する集塵器とを備えていることを特徴とする廃棄物処理装置。
IPC (2):
F23G 5/46 ZAB ,  F23J 15/00

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