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J-GLOBAL ID:200903093730010978

フッ素含有排水の処理方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 内田 明 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995163715
Publication number (International publication number):1997010548
Application date: Jun. 29, 1995
Publication date: Jan. 14, 1997
Summary:
【要約】【目的】 燃焼排ガスを石灰-石膏法で脱硫処理する工程で発生するマグネシウム含有率の高い排水中のフッ素を除去する方法に関する。【構成】 石灰-石膏法で脱硫処理する際排出されるマグネシウム化合物をマグネシウムとして400mg/リットル以上含むフッ素含有排水の処理において、(a)前記排水に消石灰を注入してpH6〜8に調整し、フッ素イオンをフッ化カルシウムとして析出させる第1反応工程、(b)フッ化カルシウムなどよりなるスラリを沈殿分離する第1固液分離工程、(c)前記第1固液分離工程分離液にアルミニウム化合物を添加後、pH6〜8に調整してフロックを生成する際、該フロック中に液中の残存フッ素イオンを包含させ共沈生成物を生成する第2反応工程、(d)共沈生成物を沈殿分離する第2固液分離工程、(e)前記第1固液分離工程で分離したスラリと、前記石灰-石膏法で脱硫処理において生成した石膏スラリとを混合する混合工程、(f)前記混合工程生成した混合スラリを脱水して石膏を回収する脱水工程、よりなるフッ素含有排水の処理方法。
Claim (excerpt):
石炭などを燃料とする燃焼排ガスを冷却する際排出される冷却塔排水と、前記排ガスを冷却したのち、石灰-石膏法で脱硫処理する際排出される吸収塔排水を処理して生成する石膏スラリより分離した石膏上澄水とを混合し、しかるのち固形物を分離して発生し、かつマグネシウム化合物をマグネシウムとして400mg/リットル以上含むフッ素含有排水の処理において、(a)前記排水に消石灰を注入してpH6〜8に調整し、排水中のフッ素イオンをフッ化カルシウムとして析出させる第1反応工程、(b)前記第1反応工程後の反応液中に含有するフッ化カルシウムなどよりなるスラリを沈殿分離する第1固液分離工程、(c)前記第1固液分離工程分離液にアルミニウム化合物を添加後、アルカリ剤でpH6〜8に調整してフロックを生成する際、該フロック中に液中の残存フッ素イオンを包含させ共沈生成物を生成する第2反応工程、(d)前記第2反応工程後の反応液中の共沈生成物を沈殿分離する第2固液分離工程、(e)前記第1固液分離工程で分離したスラリと、前記石灰-石膏法で脱硫処理において生成した石膏スラリとを混合する混合工程、(f)前記混合工程生成した混合スラリを脱水して石膏を回収する脱水工程、よりなることを特徴とするフッ素含有排水の処理方法。
IPC (11):
B01D 53/50 ,  B01D 53/77 ,  C01F 11/46 ,  C02F 1/52 ZAB ,  C02F 1/56 ZAB ,  C02F 1/58 CDG ,  C02F 1/66 510 ,  C02F 1/66 521 ,  C02F 1/66 530 ,  C02F 1/66 540 ,  C02F 11/14 ZAB
FI (10):
B01D 53/34 125 R ,  C01F 11/46 B ,  C02F 1/52 ZAB J ,  C02F 1/56 ZAB J ,  C02F 1/58 CDG M ,  C02F 1/66 510 L ,  C02F 1/66 521 D ,  C02F 1/66 530 B ,  C02F 1/66 540 Z ,  C02F 11/14 ZAB C
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
  • 特開昭62-289291
  • 特開平2-052092
  • 特開昭58-180220
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