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J-GLOBAL ID:200903093780997811

ヒートパイプ及びその製造方法とそれを用いた放熱構造

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 江原 省吾 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998091823
Publication number (International publication number):1999287577
Application date: Apr. 03, 1998
Publication date: Oct. 19, 1999
Summary:
【要約】【課題】ヒートパイプに螺旋状溝部を設けて屈曲変形し易くしても溝部を十分深く出来ないため、屈曲変形時にスプリングバックし易く使い勝手に難点がある。【解決手段】ヒートパイプは、密閉管内に減圧封入した作動流体により熱を伝達するヒートパイプにおいて、密閉管10に外周面側で径方向に切り立った深溝12a、内周面側で毛細管力を生じさせる細溝12bが形成された蛇腹状螺旋形凹凸溝12を形成し、深溝12aにより容易に屈曲変形して変形態を保持し、細溝12bによる毛細管力によって作動流体を還流させる密閉管10を形成する。製造方法は、周面に軸方向に所定ピッチで螺旋形凹凸部9が形成された棒柱状芯金8に、密閉管10となる外筒10aを外挿した後、外筒10a周面を芯金8の凹部に沿って転圧し、深溝12a及び細溝12bが形成された蛇腹状凹凸溝12を外筒10aに形成して密閉管10を製造する。放熱構造は、密閉管10で高温部と放熱用ファンとを熱的接続する。
Claim (excerpt):
密閉管内に減圧封入した作動流体が液相と気相とを相互に変化する際の潜熱により上記密閉管の一端から他端に熱を伝達するヒートパイプにおいて、上記密閉管に、外周面側で径方向に平行に切り立った深溝、内周面側で毛細管力を生じさせる細溝がそれぞれ形成された蛇腹状螺旋形凹凸溝を形成し、上記深溝により容易に屈曲変形して変形後,直ちに自然復元しないで変形態をそのまま保持すると共に、細溝による毛細管力によって作動流体を還流させる密閉管を形成したことを特徴とするヒートパイプ。
IPC (5):
F28D 15/02 ,  F28D 15/02 102 ,  F28D 15/02 106 ,  G06F 1/20 ,  H05K 7/20
FI (6):
F28D 15/02 L ,  F28D 15/02 102 E ,  F28D 15/02 106 G ,  H05K 7/20 R ,  H05K 7/20 H ,  G06F 1/00 360 C

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