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J-GLOBAL ID:200903094385676972

地震時建物内被害評価方法、地震時建物内被害評価プログラム、地震時建物内被害評価装置および記録媒体

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 酒井 宏明
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2005301000
Publication number (International publication number):2007109107
Application date: Oct. 14, 2005
Publication date: Apr. 26, 2007
Summary:
【課題】専門家以外の個人でも容易に利用することができる地震時建物内被害評価方法、地震時建物内被害評価プログラム、地震時建物内被害評価装置および記録媒体を提供することを課題とする。【解決手段】地震時建物内被害評価装置100は、建物データおよび地震動データに基づいて地震応答を計算し、地震応答、設置物データおよび床データに基づいて転倒確率、移動確率および移動量を算出し、転倒確率に基づいて転倒危険性を評価すると共に移動確率および移動量に基づいて移動危険性を評価し、地震応答、建物データおよび非構造部材データに基づいて非構造部材損傷度を評価し、転倒確率、移動確率および移動量、非構造部材損傷度、設置物データならびに部屋データに基づいて人的被害発生可能性を評価し、転倒危険性および移動危険性ならびに非構造部材損傷度に基づいて建物内避難支障度を評価する。【選択図】 図7
Claim (excerpt):
地震発生時の建物内における被害の状況を評価する地震時建物内被害評価方法であって、 建物の諸元に関する予め入力された建物データおよび地震動の大きさに関する予め入力された地震動データに基づいて、当該地震動に対する当該建物の地震応答を階ごとに計算する地震応答計算ステップ、 前記地震応答計算ステップで計算した階ごとの地震応答、建物内に設置された設置物の諸元や設置条件に関する予め入力された設置物データおよび床の材質、床の滑り易さ、床の摩擦係数のうち少なくとも1つに関する予め入力された床データに基づいて、設置物が転倒する転倒確率、設置物が移動する移動確率および設置物が移動する移動量を設置物ごとに算出し、算出した転倒確率に基づいて設置物が転倒する転倒危険性を設置物ごとに評価すると共に、算出した移動確率および移動量に基づいて設置物が移動する移動危険性を設置物ごとに評価する転倒・移動危険性評価ステップ、 前記地震応答計算ステップで計算した階ごとの地震応答、前記建物データおよび各階に配設された天井や壁、扉などの非構造部材の種類に関する予め入力された非構造部材データに基づいて、非構造部材の損傷の度合いを示す非構造部材損傷度を非構造部材ごとに評価する非構造部材損傷度評価ステップ ならびに 前記転倒・移動危険性評価ステップで算出した設置物の転倒確率、設置物の移動確率および設置物の移動量、前記非構造部材損傷度評価ステップで評価した非構造部材損傷度、前記設置物データならびに部屋の床面積や在室者密度に関する予め入力された部屋データに基づいて、人的被害が部屋の在室者に発生する可能性を示す人的被害発生可能性を部屋ごとに評価する人的被害発生可能性評価ステップ、および/または前記転倒・移動危険性評価ステップで評価した設置物の転倒危険性および設置物の移動危険性ならびに前記非構造部材損傷度評価ステップで評価した非構造部材損傷度に基づいて、在室者が避難する際の建物内における当該避難の支障の度合いを示す建物内避難支障度を部屋ごとに評価する建物内避難支障度評価ステップ を含むことを特徴とする地震時建物内被害評価方法。
IPC (3):
G06Q 10/00 ,  G06Q 50/00 ,  E04G 23/02
FI (3):
G06F19/00 100 ,  G06F17/60 104 ,  E04G23/02 Z
F-Term (2):
2E176AA00 ,  2E176BB38
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (1)
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
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