Pat
J-GLOBAL ID:200903094593765679

セメントクリンカーの製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 志賀 富士弥 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998207307
Publication number (International publication number):2000044299
Application date: Jul. 23, 1998
Publication date: Feb. 15, 2000
Summary:
【要約】【課題】 ハロゲン物質を多量に含有する廃棄物を単一の回転処理炉で加熱し炭化処理して排出する場合、分解した有害な塩素成分が加熱処理炉内に充満し、残渣がこれを吸収するため、炭化物と排ガスをセメントクリンカーの二次燃料として再利用することはできない。【解決手段】 被処理物と多孔質アルカリ粉体からなる脱塩素剤とを第1の加熱処理炉10で加熱処理して有害な塩素成分を熱分解し、塩素系ガスを分解析出すると同時に脱塩素剤と効果的に反応させて無害な塩化物を生成することで、発生ガス及び残渣を無害化し、無害化処理された被処理物を加熱処理炉20で炭化処理し、ハロゲン物質の含まない炭化物を取り出して無害な排ガスとともにセメントクリンカーの二次燃料としての利用をはかる。
Claim (excerpt):
加熱回転炉内にセメント原料とともに二次燃料を供給して燃焼させるセメントクリンカーの製造方法において、上記二次燃料を製造するための工程は、加熱により分離飛散する気化成分を含有し、且つ有害な成分と反応して無害な塩類を生成するアルカリ物質体であって、加熱により含有する気化成分を分離除去して表面積を増加した多孔質アルカリ粉体から成る脱塩素剤を、被処理物に添加混合して加熱処理炉で加熱し、被処理物から有害な塩素成分を分解析出させるとともに、脱塩素剤と接触反応させて無害な塩化物を生成することで排ガスの無害化と被処理物の無害化処理を行う分解反応工程と、該分解反応工程で処理した被処理物を加熱処理炉で加熱処理して炭化する炭化処理工程とからなり、炭化処理工程で得られた無害な被処理物を溶液に浸し、溶解後に脱液して抽出した炭化物を二次燃料としたことを特徴とするセメントクリンカーの製造方法。
IPC (2):
C04B 7/38 ,  C04B 7/44
FI (2):
C04B 7/38 ,  C04B 7/44
F-Term (3):
4G012KA02 ,  4G012KA04 ,  4G012KA05

Return to Previous Page