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J-GLOBAL ID:200903094804725423
極低炭素鋼の溶製方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
小川 順三 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992031863
Publication number (International publication number):1993230516
Application date: Feb. 19, 1992
Publication date: Sep. 07, 1993
Summary:
【要約】【目的】 高品質かつ安価な極低炭素鋼を量産し得る方法について提案する。【構成】 溶銑のPおよびSを、それぞれ 0.05wt %以下, 0.01wt%以下に抑制する予備処理工程、予備処理後の溶銑を転炉にてC:0.02〜0.1 wt%の範囲まで脱炭する工程、脱炭終了後の溶鋼を収容した取鍋内浴面上に還元剤やフラックスを添加することにより、浴面上のスラグ中組成を、FeO およびMnO の合計濃度が5wt%以下になるように調整する工程、RH真空脱ガス装置の真空槽内に導入した溶鋼浴面上に酸化性ガスを吹きつけて、該溶鋼の酸素濃度及び温度を調整した後、含水素粉体を吹きつけて溶鋼のC濃度を調整し、その後、真空槽内に脱酸剤を添加して溶鋼の脱酸を行う工程によって、極低炭素領域で脱炭の停滞をまねくことなしに、精錬限界炭素濃度までの低下を迅速に行う。
Claim (excerpt):
(1) 高炉からの溶銑に含まれるPおよびSを、それぞれ0.05wt%以下,0.01wt%以下に抑制する予備処理工程、(2) 上記予備処理工程を経た溶銑を転炉にてC:0.02〜0.1 wt%の範囲まで脱炭する工程、(3) 脱炭終了後の溶鋼を収容した取鍋内浴面上に、還元剤やフラックスを添加することにより、その浴面上に形成させるスラグの組成を、FeO およびMnO の合計濃度が5wt%以下になるように調整する工程、(4) この取鍋からRH真空脱ガス装置の真空槽内に導入する溶鋼浴面上に酸化性ガスを吹きつけることにより、該溶鋼の酸素濃度および温度を調整した後、含水素粉体を吹きつけて溶鋼のC濃度を所定範囲に調整し、その後真空槽内に脱酸剤を添加して溶鋼の脱酸を行う工程、を経ることを特徴とする極低炭素鋼の溶製方法。
IPC (3):
C21C 7/00
, C21C 1/02
, C21C 5/36
Patent cited by the Patent: