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J-GLOBAL ID:200903094826045957

キチンキトサン繊維及び構造体の製造法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 水田 一孝
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996071199
Publication number (International publication number):1997241928
Application date: Mar. 01, 1996
Publication date: Sep. 16, 1997
Summary:
【要約】 (修正有)【課題】 キチンキトサンビスコ-ス又はキチンキトサンとセルロ-スとを混合した状態のビスコ-スより製造された染色性が改善され、かつ生体に親和性を有し、抗菌性を有し、生分解性に優れ、消臭用途、植物成長促進用途、医療用用途、抗菌効果のある繊維素材、編織物、不織布、日用雑貨又は発泡体を提供する。【解決方法】 原料キチンのNaOH浸漬工程に改良を加えてNaOHの高濃度、高温で浸漬する前浸漬工程と更に温度を低下せしめた後浸漬工程とによってDAC率と重合度の調整されたキチンキトサンを生成せしめ、CS2によって硫化し、砕氷に溶解してキチンキトサンビスコ-スを製造、そのままか又はセルロ-スビスコ-スと任意の割合に混合してビスコ-ス法の紡糸浴を使用して紡糸又は成膜又は発泡剤を添加したビスコ-スよりは発泡体、更にはスパンレ-ス法により不織布を製造する。
Claim (excerpt):
原料キチンとして灰分0.2重量%以下、粘度20〜250CPS及び粒径4mm以下のものを使用し、該原料キチンを30〜48重量%のNaOH溶液に40〜95°Cで、10〜120分間浸漬してDAC率と重合度との調整を行い(前浸漬工程という)、アミノアセチル基を有するキチン構造単位とアミノ基を有するキトサン構造単位を持つ化合物(以後キチンキトサンという)を生成せしめ、ついで温度を70〜30°Cに低下せしめて、10〜60分間NaOH溶液に浸漬してNaOHの付加率を調整し(後浸漬工程という)、ついでその温度でもとの原料キチンの重量の3〜5倍に圧搾して粉砕する。次に原料キチンに対して28〜80重量%のCS2 を減圧下で添加して20〜35°Cの温度で2〜4時間反応せしめてキチンキトサンのザントゲン化反応を行なわせ、ついで原料キチンに対して2.5〜30倍量の砕氷を添加して2〜15時間、撹拌して溶解せしめることを特徴とするキチンキトサンビスコ-スを製造する方法。
IPC (5):
D01F 9/00 ,  A01N 63/00 ,  A61L 2/16 ,  C08B 37/08 ,  D06M 15/05
FI (5):
D01F 9/00 A ,  A01N 63/00 A ,  A61L 2/16 Z ,  C08B 37/08 Z ,  D06M 15/05

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