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J-GLOBAL ID:200903094865614969

改善された分散性を備える化学的に処理された繊維を用いた繊維強化セメント複合材料

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (4): 宮崎 昭夫 ,  金田 暢之 ,  伊藤 克博 ,  石橋 政幸
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2002571422
Publication number (International publication number):2004524254
Application date: Feb. 22, 2002
Publication date: Aug. 12, 2004
Summary:
1つの実施の形態における繊維強化建設材料は、繊維に改善された分散性を与える分散剤によって化学的に処理されたセルロース繊維が加えられる。繊維は、繊維の表面の水酸基の部位を非活性化し、ある場合は、繊維の表面をより疎水性にする分散剤で処理される。分散剤は、他の繊維の水酸基との結合から、及び、同じ繊維の水酸基との結合から、繊維の表面の水酸基を抑制するので、十分に繊維間及び繊維内の水素結合を減じる。処理された繊維は、容易に分散し、かつ、均一に分散することができる。処理された繊維は、いったん機械的な混合動作が停止しても再クラスター化または再凝集なしに混合物全体に容易に、且つ、均一に分散することができる。分散性が改善された、化学的に処理された繊維は、繊維の分散性と、強化効率、言い換えると、破壊モジュラス(modulus of rupture)、z軸方向の引っ張り強度、強靭性および表面処理性のような材料の主要な物理的及び機械的特性を改善する。繊維強化効率の改善によって、より少ない量の繊維で、要求される物理的及び機械的特性を達成するの必要とされる。
Claim (excerpt):
繊維が加えられた建設材料において、 少なくとも繊維の一部は、改善された分散性を備える化学的に処理された繊維を形成するために分散剤で少なくとも部分的に処理され、 分散剤は、異なった繊維間の水酸基と間の結合を実質的に阻害するために、繊維上の水酸基と結合し、 それ故に、実質的に繊維間の水素結合を減じ、その結果、建設材料中により容易に分散することができる建設材料。
IPC (4):
C04B16/06 ,  C04B16/02 ,  C04B28/02 ,  D06M15/61
FI (4):
C04B16/06 C ,  C04B16/02 Z ,  C04B28/02 ,  D06M15/61
F-Term (5):
4L033AA02 ,  4L033AB01 ,  4L033AC15 ,  4L033BA86 ,  4L033CA57
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (3) Cited by examiner (4)
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