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J-GLOBAL ID:200903095043804444

耐引掻性及び耐磨耗性フィルムで被覆されたアクリル系ポリマーを基材とする造形品の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 平木 祐輔 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995225040
Publication number (International publication number):1996259719
Application date: Sep. 01, 1995
Publication date: Oct. 08, 1996
Summary:
【要約】【課題】 高い耐引掻性と耐磨耗性を有し、ひび割れを生じないフィルムで被覆されたアクリル系ポリマーの物品製造方法を提供する。【解決手段】 熱可塑性アクリル系ポリマーを基材とする造形品を、(A) 少なくとも2の重合性二重結合を有する少なくとも1種の(メタ)アクリル酸モノマー及び/又はオリゴマー55〜95重量%、(B) ジビニルエーテル及び/又はエポキシドのモノマー及び/又はオリゴマー5〜25重量%、(C)(A)も(B) も極性基を含有しない場合は、一官能性(メタ)アクリレート及び/又はモノビニルエーテルの極性基を含有するモノマー及び/又はオリゴマー0〜20重量%、を含みかつラジカル及びカチオン型光開始剤混合系を含む組成物によりコーティングした後、この被覆物品を30〜70°Cの温度でUV照射してそのコーティングを in situで重合及び架橋することからなる、該造形品を耐引掻性及び耐磨耗性にする方法。
Claim (excerpt):
耐引掻性及び耐磨耗性フィルムで被覆されたアクリル系熱可塑性ポリマーを基材とする造形品、プレート及びフィルムの製造方法であって、前記物品の表面に、下記成分:(A)少なくとも2個の重合性二重結合を有する少なくとも1種の(メタ)アクリル酸モノマー及び/又はオリゴマー 55〜95重量%、(B)ジビニルエーテル及び/又はエポキシドのモノマー及び/又はオリゴマー5〜25重量%、(C)少なくとも1個の極性基を含有する一官能性(メタ)アクリル酸モノマー及び/又はオリゴマー及び/又はモノビニルエーテル 0〜20重量%、(D)(A)+(B)+(C)100重量部に対してラジカル光開始剤 0.5〜6重量部、(E)(A)+(B)+(C)100重量部当たりカチオン光開始剤 0.1〜3重量部、(F)(A)+(B)+(C)100重量部当たりコロイドシリカ又は親水性コロイド金属酸化物 0〜8重量部。(但し、(A)+(B)+(C)の合計量は100であり、そして成分(A)又は成分(B)が少なくとも1個の極性基を含有しない場合、成分(C)が常に存在するものとする。)を含む混合物の均一層を塗布すること、及びこうして被覆された物品を30〜70°Cの温度でUV照射することからなる方法。

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