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J-GLOBAL ID:200903095083870555
植物から食用キサントフィル結晶を製造、単離及び精製する方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
中村 稔 (外6名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1997523608
Publication number (International publication number):1999508603
Application date: Sep. 24, 1996
Publication date: Jul. 27, 1999
Summary:
【要約】キサントフィル結晶、好ましくはマリゴールドフラワー花弁からのルテイン、ウォルフベリーからのゼアキサンチン又はトウガラシからのカプサンチン及びカプソルビンを製造、単離及び精製する方法を開示する。キサントフィルジエステル含有植物の抽出物を、プロピレングリコール及び水性アルカリの組成物中で鹸化して、キサントフィル結晶を形成する。結晶化は、有機溶媒を添加することなくなされる。結晶を単離し、精製する。そのようにして得た実質的に純粋なキサントフィル結晶は、ヒトが摂取するのに適しており、栄養補給剤として及び食物中の添加剤として使用することができる。
Claim (excerpt):
キサントフィルジエステル含有植物の含油樹脂からキサントフィル結晶を製造する方法であって、以下の工程: (a)前記含油樹脂とプロピレングリコールとを混合し、約50〜約60°Cの温度で加熱して均一液体を形成すること、 (b)水酸化ナトリウム又はカリウムの水性アルカリ溶液と前記均一液体とを混合して、初期混合成分として含油樹脂約35〜約50重量%、プロピレングリコール約30〜約45重量%、水酸化カリウムとしてのアルカリ約5〜約10重量%及び水約7〜約15重量%からなる本質的に鹸化反応混合物であって、該含油樹脂とプロピレングリコールとの合計重量が該反応混合物の少なくとも75重量%を占める鹸化反応混合物を形成すること、 (c)キサントフィルジエステルを鹸化し、かつキサントフィル結晶を含む鹸化反応混合物を形成するのに十分な時間、約65〜約80°Cの温度で前記鹸化反応混合物を保持すること、 (d)鹸化反応混合物の容量あたり約3〜約19容量の水を温度約60〜約80°Cで混合して、キサントフィル結晶を含む希釈反応混合物を形成すること、 (e)前記希釈反応混合物を均一となるまで穏やかに混合すること、 (f)キサントフィル結晶を前記希釈反応混合物から採取すること、及び (g)採取したキサントフィル結晶を洗浄し、その後乾燥すること を含むことを特徴とする該方法。
IPC (3):
C07C 35/21
, C07C 27/02
, C07C 29/78
FI (3):
C07C 35/21
, C07C 27/02
, C07C 29/78
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